きょうだい子育てママ必見!自分と上の子を優先させるとうまくいく。
私がいつも訪問先で、きょうだいがいる場合に伝えていることは、
『上の子を優先させるとよい』
ということ。
いつもいつも上の子を優先させてみてください。
すると、上の子がぐずりにくくなり、生活がスムーズに回り始めます。
上の子がぐずらないって素晴らしい♪上の子が満足していると、あと家に残っているのは、さらに幼い子供のみ。その世話は楽勝なんですよ。
上の子が自分のことを助けてくれる存在になります。
私が上の子を優先させてきていちばん実感していることは
『自分に余裕ができる』
ということ。
余裕がないときはイライライライラするけど、余裕があるときは、子供ってかわいいな~って思えるから不思議。腹が立っている状態が通常のママは、やってみる価値があります。
なんでも上の子が優先、にしていると、上の子は段々わがままを言わなくなります。駄々をこねなくてもいいので、わがままを言う必要がなくなるから。つまり、上の子に安心感を与え続けるんです。
その子が抱っこしてほしいと言えば、下の子が安全なら、先に上の子を抱っこしてあげる。
多分ね、ほんの数十秒なんですよ。
イライラしてると長いけど、ママが落ち着いていれば、ぷにぷにした子供の感触をただただ楽しめると思います。むしろ離れてしまうときに、もっと抱っこさせて!ってなります。
そして、上の子を優先させるよりももっと重要なのは、実はママが最優先ということ。優先順位は、
①ママ
②上の子
③下の子
ですよ。
ママがいつもいつも我慢していると、
『私はあなたのせいで辛い』
というメッセージを子供に送り続けることになります。
また、
『私はあなたの話を聞きません』
というメッセージも伝えちゃってる。子供はママの気持ちをすごく察してる。
そういうママの子ってどんな子に育つと思いますか。
親の顔色をうかがい、外でストレスを発散させる子になりますよ。ストレスは家で発散させてあげたくないですか。『おかあさ~ん、今日ね今日ね』って、私は話してほしいし聞きたいなぁ。
自分と上の子を優先させた結果、待っているのは、上の子と一緒に下の子をかわいがる生活です。
全員が満足する。ママはかわいいきょうだいを見ているとき、すごくホッとすると思います。
ママが悲しいとき子供も悲しいし、怒ってるときは子供も落ち込むし、逆に嬉しいときは子供も嬉しい。機嫌がよければ子供も機嫌がいい。
いつも同じ気持ちです。
自分がご機嫌なら子供もご機嫌。そしたら常に自分がご機嫌でいられるように、生活するのがいいです。
ごはんなんて3食作らなくてもいいし、市販のお菓子やお弁当で済ませてもいい。部屋が散らかっていてもいい。
我慢したり自分を犠牲にしたのに、その結果が子供に悪影響って。そんなのもうやめたらいいと思います。
でも、楽すぎる罪悪感を抱えながら過ごすのもまた辛いので、
『今日はもういいや♪』
って日を少しずつ増やしていくのはどうですか。
楽してるのに楽しくてかわいくて愛しくて、そういうの良いと思うんです。
そして、自分の感情をいつも大事にしてほしいです。
腹が立ってもいいし、できないと諦めてもいいし、泣いてもいいし。
子供にとって常に100点のママを目指すとかしなくていい。
ママになってからの年齢は子供と同い年なわけなんだから、全てが最初からうまくいったりしない。
段々慣れていくものです。
それから、周りの『助けてくれる声』以外は無視で大丈夫。
だって目の前の我が子を見てみてほしい。すごくかわいくてやさしい子でしょう。子供の存在がママの頑張ってきたことを証明してくれてると思うんです。
ひとりでいつもがんばり過ぎないでくださいね。
私のような他人と話す機会は大事ですよ。客観的に、ママが肯定される体験をもっともっとしてほしい。ママは自分を俯瞰してほしい。
健診に参加するのはもちろん、私のことを呼んでください。ご自宅その他、伺います。お話ししましょう。