かさこ塾に入ってから私が見ている世界。誰かに機嫌をとってもらうんじゃない。だれよりも自分が楽しむ。
2017年4/16(日)『好きを仕事にする大人塾、かさこ塾』のお祭り、かさこ塾フェスタが開催されました。かさこ塾フェスタとは、仕事の見本市で、多種多様の仕事をしている人たちがやりたいことを楽しんでいるところを見て、参加できるというフェスタ。
私は塾生として出展ではなく、ボランティアスタッフとしてフェスタに参加することができました。
私は今回、セミナーBスペースという担当を割り振られ、そこをいかにスムーズに展開させるかをこの日までずっと考えていました。
セミナー出展者は14組。
皆さんが好きなことをやりたいようにできるために、フェスタ開催の8時間中、各持ち時間30分~60分ごとに机の配置を転換させ、全体の司会をするという仕事。
タイムスケジュールが非常にタイトで、転換は5分~10分以内。
(例えば、10:35に終わったら次は10:40に始まる。この間5分で、片付けと転換と準備とお客様着席をする)
オンタイムで、
出展者がやりやすいように、
タイムキーパーをしながら、
転換スタッフに指示を出しながら、
お客様を案内し、
通りかかるお客様に話しかけ、
参加証になるシールを配布したり、
参加費を集めたり、
終わったあとお客様を誘導したり、
場内にアナウンスしたり、
司会をしたり、
していました。
これをやるためには、私は出展内容と流れを把握していなければできない。
当日までにやったことは、
3月初旬に出展者の皆さんに内容とプロフィール、ブログ、私に司会で言ってもらいたいこと、を教えてもらいました。
内容だけじゃなく、その人が何をやっているのかを把握していないと、お客様に説明できないしアドリブがきかないと思ったからです。なにより、私が知りたかったし。
出展者だけのメッセージグループを作成し、個別にやりとりをしました。
原稿を書き、録音して練習もした。
結果、カオスになる危険性があったセミナーBスペースは、滞りなく完了することができました。
指示を出しながらやれたことと、一緒にやったスタッフが指示通り、自分の役割を把握してさらに協力してくれました。
そもそもなんで私がここの担当になったのかって、ボランティアスタッフに挙手した後に、
『セミナーの司会進行が必要』
って話になり、やりたいですって立候補したから。
そして、こんな大きなイベントで、司会進行なんて初めてでした。
私はかさこ塾が大好きで、かさこさんの視界に入りたいと思っていました。
視界に入るにはどうしたらいいか?
それは役に立つこと。
そして、フェスタの運営スタッフだった三田さんのことが何よりも大好きで、三田さんの力になりたいって思ったから。
かさこ塾フェスタの成功のために、かさこさんの役に立ちたい、それを手伝う三田さんの役に立ちたい、私も関わりたい。
1年前、一般客として参加したかさこ塾フェスタ。
司会で参加できることになるなんて!
私は、単純に嬉しかったです。
打ち合わせは地味で地味でめんどうなことも山積みで。だけど、三田さんとやりとりしたり、会う機会が増えたりするのが嬉しかった。
三田さんとかさこさんのためにってわけじゃなく、好きなことを好きな人とやることで、結果、私がご機嫌になった。
ご機嫌な私がやることが、三田さんとかさこさんをご機嫌にした。
好きな人をご機嫌にさせた私はさらにご機嫌になった。
という無限の上り階段がそこにはありました。
他人のためにやったこと、それが全部自分に返ってきました。
自分が自分をご機嫌にさせる。楽しい道を選ぶ。
そして今回、私のように
『自分のために尽力する人』
を集めることができる三田さんとかさこさんが、本当にすごいと思いました。
途中、挫けそうにもなったし、ボランティアだし、私がやらなくても…みたいな暗い気持ちにもなった。
でも、私がやらなかったらどうなるか、それは、
『私の代わりは掃いて捨てるほどいる』
ということ。
私は選ばれたい。私は選びたい。
投げ出した先に待っているつまらないものより、投げ出さないでやりきることが私には必要だった。こっちが良かった。
18時に閉会宣言をしました。たった1年足らずでこのポジションに来て、やりきったことが嬉しくて、泣きそうになった。
運営代表で超大変だった三田さんが先に泣くから、私も泣いていいんだって思った。
私はがんばった!やってよかった。やらせてもらえて嬉しかった。
そして、かさこ塾に入ってから、地道に発信し続けた結果、たくさんの人、塾生じゃない人にも、私は知ってもらえていました。
会いたかった人が来ていたり、塾生同士で交流もできて、本当に楽しかった。全国から集まる塾生、フットワークの軽さは、全て自分次第だと理解しているからなんだろう。
また、昨日の集客と盛り上がりはかさこ塾フェスタで過去最高だったんだって。フェスタを成功させたいというみんなの、私の、強い思いが結果になった。そのフェスタに参加できたなんて!私は誰よりも楽しんだと思う。
自分の行いが自分を幸せにする。
私はこれからも自分をご機嫌にさせていきます。
三田さんと泣いた時!
撮影 加藤彰