私が子供を褒める理由

赤ちゃんの欲求は『抱っこしてほしい』
が主ですが、少し大きくなった子供の欲求は、何に変化すると思いますか。
それは、

『お母さんに褒めてもらいたい』

だと思います。

自分が子供だった時、お母さんに褒めてもらいたくてワクワクとその日のことを報告しませんでしたか。
私はこの報告するのが楽しくて仕方なかった。
自分ががんばったことや疑問に思ったことなど、母になんでも言って、
『へぇ~』『ぎゃはは』『いいねぇ』
って、肯定的な相槌をしてもらうのが大好きでした。

子供は満たされていると素直に上に伸びていく。
下手に子供をけなしたりしてはいけない。日本は『謙遜』というものに支配されすぎ。
子供をけなしている人を見たり聞くと、いやな気持ちになる。けなした挙げ句に禁止事項を課すとか、よく見かける。どんな子育てだよ。
その子に良いところはないのか?
褒めたらいい。良いものを良いと言って何がわるい。

私は子供を褒めます。
ここに、この子が存在していることを褒めます。
でも、好き放題させないし、迷惑かけたり危ないことは許しません。それを認めたり許すのは育児放棄だから。
子供が自分の分身だと思っていたり、所有物だと思っているからけなしたくなるわけで。期待通りになんて育つわけないんだよ。
期待通りに自分の身代わりが育つのを見たいの?自分が自分で自分の人生生きればいいのに。

子供は子供。家族だけど他人。私が無条件に愛している他人。そこにいるけで私にとっては素晴らしい。

子供ふたりを褒めて育てている途中ですが、ふたりとも素直に伸びています。見えない何かに守られているような自己肯定感がふたりにはある。

私がふたりを大事にするから、他の人もふたりを大事にしてくれている。

私が大好きだよ~って言うから、子供も素直にお母さん大好き~って言うの。
こういうのって幸せ。

子供を褒めるのってそれだけで幸せ。与えた分、それ以上に戻ってくる。

明日も明後日もその先もずっと、子供を褒めよう。

nanasann

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