【YouTubeライブ 第18回】完璧じゃなくていい。まずは続ける。YouTubeを7本撮って見えてきたこと

毎週月曜日20時から続けている、なこちゃんとのYouTubeライブ。

今回で第18回です。

そして今回、冒頭からいきなり大きなニュースがありました。

なんと、なこちゃんと私でYouTube動画を一気に7本撮りました。

しかも、ほとんど打ち合わせなし。

「家事代行とはなんだ?」というテーマで、なこちゃんに質問をして、それに答えてもらう。

ただ、それだけ。

でも、これが思いのほか楽しかった。

なこちゃん自身も、

「ライブのあと、もう一回本番やりたいって思う」

というくらい、楽しかったようです。

今回のライブは、そんな「動画を作ること」から始まりました。

そして話は、YouTubeの続け方、料理動画、事務作業ライブ、ワンオペ育児、

さらには災害による交通網の寸断まで広がっていきました。

相変わらず、どこへ行くのか分からない。

でも、最後まで聞いてみると、ちゃんと一本の線でつながっていたように思います。

「こんなこと、誰でも知ってるよね」が一番危ない

今回、動画を撮っていて出てきたのが、

「こんなこと、誰でも知ってるでしょう」

という感覚でした。

なこちゃんにとっては、

家事代行の現場で12年間、延べ3,000件もの訪問をしてきた中で

身についた知識があります。

だから本人にとっては、もう当たり前。

何度も話してきたこと。

特別なことでも何でもない。

でも、それを初めて聞く人にとっては違います。

「え、そうなんだ!」

「知らなかった!」

となる。

実際、なこちゃん自身も、自分では見慣れた情報を話しているだけなのに、

相手から「そうなんだ」と驚かれることがあると話していました。

ここは、情報発信をする人にとってものすごく大切なポイントです。

自分にとっての「当たり前」は、誰かにとっての「初めて」かもしれない。

だからこそ、同じことを何度伝えてもいい。

むしろ、何度も伝えた方がいい。

毎回まったく新しいことを言わなければならないと思ったら、

発信する側が疲れてしまいます。

基本的なことを繰り返し伝える。

その中から、初めて知ってくれる人が出てくる。

それでいい。

YouTubeは「一つの質問」から何本でも作れる

そして今回、なこちゃんがYouTubeについて大きな気づきを得ました。

動画の中で質問に答えていると、

「本当はこの10倍、20倍くらい話せるんだよね」

ということ。

一つの質問に対して、その場では要点だけをまとめて答える。

でも、その答えをもっと深掘りすることもできる。

さらに具体例を出すこともできる。

別の角度から話すこともできる。

つまり、

「一つの質問=一本の動画」

くらいの感覚で、コンテンツを作ることができる。

これは、YouTubeを続けるうえでかなり大きな発見です。

「ネタがない」

のではなく、

「一つのネタを一回で全部使い切ってしまっている」

だけなのかもしれません。

一つの話を、

「もっと詳しく話す」

「別のケースを紹介する」

「実際の現場ではどうなのか」

「初めての人向けに説明する」

と広げていけばいい。

そう考えると、ネタはなかなか尽きません。

7本撮ったら、18日分に!

今回撮影した動画は7本。

それを一定間隔で公開していくことで、

しばらくの間、動画を出し続けることができます。

「撮ったら終わり」ではなく、

撮る。

編集する。

公開する。

その間にまた撮る。

という流れを作る。

なこちゃんは、

「7本あるから、次の動画を撮らなきゃいけないよね」

と気づきます。

それに対して私は、

「取れたらベターくらいでいい」

と話しました。

ここも大事なところです。

継続するためには、予定を作ることも大切。

でも、予定に縛られすぎる必要はない。

「3日に1本出さなきゃ」

「毎週必ず撮らなきゃ」

となってしまうと、今度は続けること自体が苦しくなる。

だから、基本のペースは作る。

でも、余裕があれば途中に一本差し込んでもいい。

逆に、少し間が空いてもいい。

大切なのは、やめないこと。

「今日の台所」で十分コンテンツになる

さらに今回、面白いアイデアが出ました。

なこちゃんが普段の料理をしている様子を、そのまま動画にしてしまう。

例えば、

「今日はドライカレーを作ります」

それだけ。

材料を全部紹介する必要もない。

きれいな構図を作らなくてもいい。

完璧な照明もいらない。

ただ、その日の台所で料理をしている。

それだけでもいい。

私は以前から、これは需要があると思っていました。

いわば「作業用BGM」のような動画です。

なこちゃんが晩ご飯を作っている音を聞きながら、

こちらではパソコン作業をする。

そんな使われ方だってある。

だから、必ずしも「見せるための料理動画」である必要はないんですよね。

料理している時間そのものが、コンテンツになるのです。

そして撮影場所も、

「もっと俯瞰で撮った方がいい」

「顔が毎回映っていないとダメ」

などと考えすぎなくていい。

まずは、安全に電源が取れて、料理の邪魔にならない場所。

それで十分。

「まず、やってみる」

そこから始めればいい。

続けているうちに「自分の型」が見えてくる

今回、視聴者の方の動画について、

「いつも同じ画角できちんと撮っている」

という話も出ました。

一方で、なこちゃんは料理の写真などを撮るとき、

「もう早く行かなきゃ!」

となって、きれいに並べたり、

明るさを調整したりする余裕がない。

でも、それでいいんです。

なぜなら、最初から「自分の型」が分かっている人なんて、

そんなに多くないからです。笑

何回か撮る。

投稿する。

また撮る。

すると、

「この角度がいいな」

「この明るさが見やすいな」

「このくらいの距離がちょうどいいな」

というものが、あとから少しずつ分かってくる。

だから結局、

「まず、はじめること」

なんです。

実際にやった人にしか分からないことがある。

試行錯誤した人にしか見つからない「ちょうどいい」がある。

今回のライブでも、そこが繰り返し話されていました。

「事務作業ライブ」という謎の新企画

そして、なこちゃんらしい話も出ました。

料理なら、ものすごくテキパキ動ける。

ところが、事務作業になると……。

ちょっと怪しい(笑)。

そこで、

「じゃあ、事務作業をしているところもライブにしたら面白いんじゃない?」

という話になりました。

月1回くらい、

「今日は事務処理やります」

というライブ。

これ、実は結構面白いと思うんです。

なぜなら、仕事ができる人が「何でもできる人」である必要はないからです。

料理が得意な人。

人と話すのが得意な人。

掃除が得意な人。

文章を書くのが得意な人。

逆に、事務作業は苦手な人。

それでいい。

その人の「得意」と「苦手」の両方が見える方が、むしろ人間味があります。

完璧に見せる必要はない。

むしろ、

「私、ここ苦手なんですよ」

と言えることも、その人の魅力になる。

ワンオペ育児の話は、やっぱり一つの動画では終わらない

後半には、なこちゃんが以前から発信している

「ワンオペ育児撲滅」の話にも広がりました。

きっかけは、SNSで見かけた

「妻から夫へのお願い」に対する男性側の投稿。

夕食後、妻が洗い物をしながら、

「子どもに薬を飲ませておいて」

と夫に伝えた。

それに対して、

「なんで俺がくつろいでいるときに仕事を頼むんだ」

という趣旨の投稿があり、それが大きな反響を呼んでいました。

なこちゃんが感じたのは、その一言の裏側にある「家事と育児の同時進行」です。

洗い物をしながら、子どもの薬の時間を思い出す。

自分の家事をしながら、子どものことも考える。

それを「仕事を頼まれた」と捉えるのか。

それとも、自分の子どものこととして一緒に担うのか。

この話は、当然ながら一つの短い動画では終わりません。

実際、話し始めると「3時間くらい話せる」というくらい、

なこちゃんの中には伝えたいことがある。

だからこそ、ここでも「一つのテーマから、いくらでもコンテンツを広げられる」

というYouTubeの話につながっていきます。

「働き方」そのものを見直すタイミングかも

さらに話は、男性の育児参加や働き方へ。

朝早く家を出て、夜遅く帰ってくる。

それだけで「仕事をしている」と見える。

でも、本当にその働き方でなければ仕事ができないのだろうか。

もちろん、すべての仕事が在宅でできるわけではありません。

でも、今回の災害によって交通網が寸断されたことで、

「そもそも、毎日そこまでして会社へ行かなければならないのか?」

という疑問が、より現実的な問題として浮かび上がってきました。

これは、単なる通勤の話ではありません。

生活そのものをどう組み立てるのか。

仕事とは何なのか。

家族との時間をどう考えるのか。

これまで「当たり前」だったものを、一度見直すきっかけになる。

今回の災害は、そんなことまで私たちに問いかけているように感じました。

「強制終了」は、何かを変えるサインかも

今回、台風や土砂災害の話から、

「何かが強制終了するときって、何かを変えろというお知らせなのかもしれない」

という話にもなりました。

もちろん、実際に被害を受けている方に対して、

簡単にそんなことを言うことはできません。

災害は災害。

生活が大きく変わってしまった方にとっては、

本当に大変なことです。

でも、自分自身の人生を振り返ってみると、

「もう、このやり方は無理だよ」

と何度も何度も気づかされるような出来事が起こることがあります。

そのときに、全部を真正面から受け止めて、

自分一人で何とかしようとしすぎない。

できることしかできない。

だから、無理をしすぎない。

今回の最後に出てきた、

「一人で頑張りすぎないように」

という言葉は、今回のYouTubeの話にも、

そのまま重なっている気がします。

ジャンボ編集室より

第18回を編集していて、今回一番強く感じたのは、

「完璧じゃなくても、続けていれば形になっていく」

ということでした。

YouTubeを始めたばかりの頃は、

「何を話せばいいんだろう」

「どんな画角がいいんだろう」

「ちゃんと編集した方がいいんだろうか」

「どのくらいの頻度で投稿すればいいんだろう」

と、いろいろ考えます。

でも、今回7本撮影してみて、少し景色が変わってきました。

「これ、もっと話せるよね」

「これも動画になるよね」

「今日の台所も撮れるよね」

「事務作業だってライブにできるよね」

となってきた。

これは、かなり大きな変化です。

最初は「ネタを探す」。

そのうち、「ネタはそこら中にある」と気づく。

この差は大きい。

そして、私はここに「家事代行養成塾」とも共通するものを感じています。

12年間、延べ3,000件の現場を経験してきた彼女にとっては、

家事代行の知識は当たり前になっている。

でも、その「当たり前」を知らない人がたくさんいる。

だから伝える。

一度で伝わらなければ、もう一度伝える。

それでもいい。

むしろ、何度でも伝える。

今回のYouTubeの話は、単なる動画制作の話ではありませんでした。

「自分が持っている経験を、どうやって次の人へ渡していくか」

という話でもあったのだと思います。

そしてもう一つ。

今回、「中学生の頃は、自分のやりたいことをちゃんと言っていた」

という話がありました。

合唱部に入りたい。

ソプラノをやりたい。

こうしたい。

ああしたい。

それを普通に口にしていた。

ところが、大人になるにつれて、

「これはやった方がいいのかな」

「これは需要があるのかな」

「ちゃんとしたものにしなきゃ」

と、いつの間にか自分で制限をかけてしまう。

でも今回、

「今日の台所でいいじゃん」

「事務作業でもいいじゃん」

「料理している音だけでもいいじゃん」

と話しているうちに、少しずつ自由になっている感じがしました。

もしかすると、YouTubeを続けることの一番の価値は、

再生回数や登録者数だけではないのかもしれません。

「自分は、こんなこともやっていいんだ」

と、自分自身に許可を出せるようになること。

それも、発信を続けることで得られる大きな変化なのではないでしょうか。

そして最後に、今回の災害の話。

電車が止まる。

道路が寸断される。

これまで当たり前だった移動ができなくなる。

そうすると、人は強制的に「別の方法」を考えなければならなくなる。

人生も、少し似ているのかもしれません。

思うようにいかない。

予定どおり進まない。

何かが突然止まる。

そんなときに、

「元に戻さなきゃ」

と必死になるだけではなく、

「もしかしたら、ここで何かを変えてもいいのかもしれない」

と考えてみる。

もちろん、簡単なことではありません。

でも、変化をきっかけに、今まで見えなかった道が見えることもある。

今回の第18回は、YouTubeを7本撮ったという話から始まって、

「伝えること」

「続けること」

「完璧じゃなくていいこと」

「自分の得意を活かすこと」

「家事と育児のこと」

「働き方のこと」

そして、

「一人で頑張りすぎないこと」

まで広がりました。

相変わらず、話はあっちへ行ったり、こっちへ行ったり。

最後には二人とも、

「今日、何の話したんだっけ?」

となる(笑)。

でも、たぶんそれでいいんです。

話したから、次の話が生まれる。

やってみたから、次にやることが見えてくる。

完璧じゃなくても、続けていれば形になっていく。

第18回も、そんなことを教えてくれるライブでした。

次回はいつもの月曜日ではなく、火曜日20時の予定。

さて、次は何が飛び出すのでしょうか。

また、ふたりで一緒にお届けします。

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