お酒の力。酔った勢いで
私はお酒を飲むのはけっこう好きです。ほわーっとするし、お喋りが簡単になるし、盛り上がるのには手っ取り早いし、炭酸が好きだし。楽しい気分で親しくなるのにとても良いと思います。爆笑を何回とれるかな、って姿勢がいいかと。
私はお酒を飲むと、飲んだそばからさめていくので、ザルなのかもしれません。酔ってるなという思い込みのような感じ。
20歳になったばかりの頃、私を酔わせていやらしいことをしようとしたおっさんが私より先に潰れてしまいました。
私にきつい甘いカクテルみたいなやつをたくさん飲ませたんだけど、私は、あー甘くておいしいと思いながらめっちゃ冷静だった。
潰れてしまったおっさんは置いてタクシーで帰りながら、『この役立たずが』と思っていました。
私にとってお酒はテンションあげる口実みたいなもので、酔っぱらうってことはほとんどありません。
そして、いつも思うのが、酔った勢いで関係をもつのってつまんないことだなぁと。やってもやらなくても、そうなろうとすることが、つまらない。
酔ってる時は体が鈍いし、私は酔ってないので、その時言われた甘い言葉など詳細に覚えています。
いいこと言うなぁ、と思ったとしても、所詮戯言な訳で、シラフの時のそいつに会うと興醒めしてしまうのです。つまんねーやつだなと。
酔わなきゃ口説けないチキン野郎め、と思うわけです。
酔わなくても、魅力があって人を寄せる人はたくさんいる。
そっち側にいきたいと思わないのか?そんなんだからダメなんじゃないのかね。
なので、私は、シラフの時に真面目に口説かれたいと思っています。そう思ってる女性は多いと思います。