仕事する名前。お客様に覚えてもらうのがいちばんよい。
仕事する名前って、『屋号』とも言える。自己満足の読めない屋号をつけるのはビジネスチャンスをみすみす逃すのと同じです。
名刺を初めて作るとき、照井奈緒子、という名前があまり好きではありませんでした。
その時通っていた『好きを仕事にする大人塾 かさこ塾』塾長に相談をしました。
私 : 照井って名前があまり好きじゃなくて。
かさこ : 僕は照って字がパッと目立つからよいと思いますよ。
私 : えー?そうなんですか。私、なこ、って呼ばれたくてー。
かさこ : なおこ、だけとかでもいーと思いますよ。
私 : えー?なおこ?そんなのあり?なおこかー。名刺にした時キャバクラみたいでいやだなぁー。
かさこ : なこでもいいし、なんでもいいんじゃないですか。
私 : あれ、他者目線って。私が呼ばれたい名前とかあんまり関係ないかも。
こんなやりとりでした。
かさこさんは私の意見を特に否定もしないし、ぼくの意見はこうですが、しか言わない。
でも、私はこのやりとりで、いくら私が『なこ』と呼ばれたくても、かさこさんは相変わらずその後も私を『てるてる』と呼ぶし、(私はこの『てる』ってとこがあんまり気に入らなかったのにダブルで呼ばれる)すでに、『なこちゃん』『おりとさん』とかで定着してる人もいて。
だから、私がどーのこーのっていうより、相手が私をどう呼びたいのか?ってことのほうが重要なんだなぁとわかったんです。
相談した結果、私は名刺には
『おりとなおこ』と書いています。
『折戸奈緒子』でもいいんだけど、『おりとなつこ』と読まれることがあり、気に入らない名前を間違って読まれるのはさすがに嫌なので、ひらがな表記にしました。
Facebookでは『折戸奈緒子』にし、自己紹介のとこに『おりとなおこです』と書いています。
仕事的に発信するものは『おりとなおこ』で発信。本名が、ってことで『照井奈緒子』にしてるものもある。
で、結局、私が『なこ』と呼ばれたいのは特に親しくなった人から限定だった、ということも判明したし、今は『なこ』にはこだわってません。
なこさん、なこちゃん、なおちゃん、おりとさん、てるてる、どれで呼ぼうが私なので。
これから仕事で会って、お客様になるような方には『おりとなおこ』で。
ホームページにはプロフィールで『折戸奈緒子』と載せているので、信頼感はあるかと思います。芸名のみだと、なんとなく、あなたの名前は?っていう素朴な疑問がついてまわる。
それと、なんて呼んだらいいですか?って質問に、なんでもいいですよ、って最近ずっと答えてます。
下の名前で呼び合うと、親しくなりやすいなぁとは思います。
名前、なんにしますか。本名で、わかりやすく。が、単純でいいなぁと私は思っています。