おりとなおこに会って、なんか楽になる人多数。私は産後ママの大変をサポートしています。

私は新生児~6ヶ月くらいまでの赤ちゃんちによく訪問しています。

スリングを教えに行くこともあるし、ママヘルパーとして行くことも、母子保健推進員としても。

訪問をすると、
『え!そうなんですか?知らなかった~。なーんだよかった。安心した~』
ってよく言われます。

訪問するたびに思うのは、
初産のママの知識の偏りがひどいということ。

例えば、

おっぱいは1才までにやめなきゃならない。
夕方におっぱいの出る量が少なくなるのは異常。
楽してはダメ。

みたいな(笑)どっから得てきた知識なんだか?

ママ達が『こうなんですけど大丈夫なんでしょうか』
って不安げにしてるのを見ると、産前にもっと伝えたい!って強く思う。

おっぱいはママの体に負担すぎたりしなければ、あげたいだけあげればいいし、夕方におっぱいが足りなくなってくるのもよくあること。
あと、楽しちゃダメって(笑)なんでよ。
ママが楽することが結局いちばん良い育児になるんです。
ママがイライラピリピリしてたら、怯えながらイライラすることを子供は覚える。
もっと気楽に、周りに頼りまくって、ママが体力をつけるのがいいですよ。
それが結局家族全員を助けることになるんだから。

また、産前に仕入れていた知識で、
『産後は気持ちが落ち込みます』
みたいな、ざっとした知識だと余計不安になるのね。なんで落ち込むのかわかってれば、落ち込みすぎないで済む。

産後落ち込むのは寝不足もものすごく影響してる。
ホルモンバランスが大きく変動するからって言われても私はピンとこなかった。

初産の新生児の世話って、

なんにもわからず、

目を離した隙に死んじゃうかもしれない初めて見る生き物を、

体中痛くてボロボロで超絶寝不足の中、

絶対死なせてはならない。
そしてその生き物の食糧は自分の体液。

出すまでに痛いことあり。

出ない場合絶望感を味わう。

みたいな感じよ(笑)
そりゃ不安定になるって!こーやって書いたら笑えるけど、その時はほんとにほんとに大変なの。おっぱい出なかったら粉ミルクがあるのにもかかわらず絶望感。あー辛かったな。ミルクがあるのに母親失格な気がして辛かった。混合期間を3ヶ月、よくがんばったよ。

しかも、こんなことが待ってると知らずにこの展開を迎えるとか無茶すぎるわ。

このままどうなっちゃうんだろう?って、すごく壮大なものに押し潰されそうになってる。
パパや母や友だちがそこにいても
『この世に私ひとりだけ』

みたいな孤独を感じる。
それって目の前の小さい命への責任感だよね。みんなそう思って乗り越えてる。生まれた命が大事だから、これに陥る。

でも、産後の展開を知っておけば落ち込む傷も浅く済むし回復も早い!

産後つらくてたまらない人、産む前にすでに不安な人、是非おりとなおことお話ししましょう。
なーんだ、大丈夫なのかって安心できますよ。

nanasann

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