2年間やった事務局のこと
若いころ就職した所で、業務内容を全然教えてもらえず非常に苦労しました。
質問もしづらい雰囲気だったので、先輩ではなく上司やナースに聞いて仕事をしていました。
2年目、新人が入ってきたので、私はしっかり教えました。中途採用の人やパートさんにも私はしっかり教えました。
『私も教えてもらえなかったんだから、教えてあげない』ってやると、単純に後輩が仕事できなくて、私の仕事が増える。
なので、後輩に教えるということは、その後の自分のためだったんです。
わからないことを聞けなかった、というのが最大の問題だったと思われます。
でも、聞けなかった、と言えば相手のせいかもしれませんが、聞かなかった、のかもしれない。
今日、昨年度ずっと大変だったとある事務局の引き継ぎが完了しました。
これもまた何もわからなくて非常ぉ~に辛かったので、今年度の新人さんには懇切丁寧に引き継ぎました。わからないのって辛いから。辛い連鎖を起こしたくない。
そこからかーい!っていう初歩の初歩の初歩から教えてきました。そこからかーい!は覚悟してたので大丈夫だった(笑)
今回は先輩に聞けなかったというか聞かなかったというほうが合ってそう。何がわからないのかわからないというか。聞きようがないし。
でもそんなの自分次第なんだから、若い頃辛かったのをあんまり生かせなかったなと。
聞けばよかったのかも。
でも、そんなこともわからないのかと言われそうで聞けなかった。一度質問したら、『以前からそうしてますよね?見てなかったんですか?』と言われてしまったので、二度と聞く勇気は出なかった。そこは乗り越えなかった。
今日で私は任務完了なのに、新人さんに、なんでも聞いていいですよ、わからなかったらまた聞いてください、と、本心で言えた自分が超偉い。
今回のことでわかったのは、
・私は事務局に向いてない
・やればなんでもできる
・教えるのはやっぱり好き
・私は人当たりがよい
・私は年配のかたに好かれる
・人当たりが良すぎるとなめられる
・なんでももっと良くできる気がする
学んだことは、
・思ってるだけでは伝わらない
・パソコンの使い方
・無駄なものがものすごいある
・無駄の削減はできる
・なんでも気軽に引き受けてはいけない
・なんでもできるのはわかったから、やらないという選択肢も持つことができる。
・嫌だと言ってよい
・嫌いなものを好きになるのは難しい
・嫌なものは嫌。それでよい。
言ってやれば良かった!と思う事柄もありますが、言わなくてよかったのだと思います。
私はがんばった。何事もなく終えた。今年度のために改善をした。
それは素晴らしいと思います。よくやった。