おりとなおこ – 折戸奈緒子
1979(昭和54年)10月11日生まれ。
てんびん座O型。
千葉県立鎌ケ谷高等学校卒業。
千葉県木更津市在住。
28歳で長女、32歳で長男を出産。
二人の子どもをスリングで育て、その効用を実感したことから、「一人でも多くのママにスリングの良さを伝えたい」と、スリングの販売を行うとともに、使い方を教えています。
千葉県白井市・ママヘルパーおよび母子保健推進員の後、千葉県袖ケ浦市・産前産後ヘルパーとしても活動し、多くの産褥期(さんじょくき)ママの悩みや不安に耳を傾けてきました。
「がんばっている新米ママには、『大丈夫』と言ってくれる他人の存在が必要」との思いから、スリングの使い方、家事代行を通じて、子育て中のママを応援しています。
家事代行への思い
身近な他人に頼る習慣を
育児や仕事をしていると、家事の負担はかなり大きいもの。
毎日のごはんを作るだけでなく、買い物に掃除や洗濯、宅配便の受け取り、衣替えや学校への連絡、、書ききれないほどに家事は多岐に渡っています。 ひとりで抱える量には限界があると思います。
おいしいごはん食べたいし、家はきれいにキープしておきたい。
誰かやってくれないかなぁと思っている人は多いのではないでしょうか。
2021年現在、家事代行はまだ浸透しているとは言い難い状況です。 他人に家に来てもらうことへの抵抗感以外に、『家事なんて誰にでもできるし』という考えが根強いからだと思います。
私がのべ1000件以上のお家に伺ってみて、家事全部が得意だしやる時間もやる気もある!という人はほとんどいなかったと思います。
- 得意だけどやる時間がない
- 苦手だしやりたくもない
- 得意だけどやりたくはない
- 苦手だから手伝ってほしい
などなど。あと
『家事ができないなんて恥ずかしい』
と思っている人が多いです。
家事が苦手だって全然かまわない
「女性だからとか親だから」と、立場だけで家事が得意になるわけでもないと思います。慣れもありますができないものはできない。 誰かに助けてもらえばいいと思います。
家事代行は、頼ることのできるいちばん身近な他人です。利用するといいと思います。 明日からもまた育児や仕事をこなすために、家事代行は必要だと思います。
共働きやマタニティ・産褥期、高齢の親と離れて暮らして心配している人、皆さん共通するのは『大変だから誰かに助けてほしい』という思いです。
そういう人のために私は仕事をします。 私は家事がとても得意です。 皆さんのご要望に応え続けていきたいと思っています。
スリングへの思い
ママに「大丈夫だよ」と伝えたい。
産後は生活の変化にとまどい、孤独感を感じたり、不安になったりしやすいもの。
私は実母と同居していますが、実の親だからこそ甘えにくかったり、入ってくる子育て情報が古い、大丈夫なのかわからない、ということを経験しました。
そんなとき、市の「新生児訪問」で自宅を訪ねて来てくれた助産師さんに、「がんばってるね」「いい子に育っているね」と声をかけられ、とても気が楽になった経験があります。
他人だからこそ話せることもあるかもしれません。私も、がんばっている新米ママたちにスリングの良さを伝えるとともに、おしゃべりでリラックスしていただけたら嬉しいと思っています。
妊婦さんに、ありのままの体験談をお伝えしたい。
出産前にスリングを用意して使い方をマスターしておくと、小さな赤ちゃんをすぐにスリングに迎え入れてあげることができます。
出産はゴールではなく、長い子育てのスタート。妊娠中から、産後の生活をイメージして準備をしておくことで、産後の体調不良やストレスを軽減できると思っています。
私は長女を自然分娩で、長男を帝王切開で出産しました。そんな体験や、私自身が役立ったと思う子育て情報などもお話できます。