許さなくていい、って考え方。許さない生き方。
許さなくていい、って考え方。許さない生き方。
自己啓発ものに触れていると、自分の気持ちに正直に、誰にでも好かれようとしないで、頑張らないで、許さなくていい、そのままで、
って、なんかなんも努力しなくていい、みたいな風潮になってますが、ここで勘違いしたくないね~。
勘違いする人はもともと自分に期待値が低い人なのよね。どうせ、がんばらなくてもいーや。あっ、いーのね、よかったー。って下降の一途を辿るの。
許さなくていい、って考え方は、合わない人との時間は無駄である、とか違和感は嫌悪感に必ず変わるから無視するなとか、まぁほんとに色々言われてるけど、好きに生きること=傍若無人じゃないんだよな~。
都合よく解釈してるんだよね。
許さない、のはそれはそれでいいけど、許さないと決めたことで選択肢や可能性すらも遮断しているのではないか?
許さなくていい、許さない!そんな人が増えるなら、許してもらえない人にならないようさらに努力しなきゃなんない、息が詰まるような、そんな気がする。
どちらにしても生き辛いねぇ。
でも私だって、許さない人だから、許さない人の気持ちはよくわかる。
だからこそ、許してもらえない人にならないよう気をつけようと思う。
失敗やうっかりミスが命取りになる。
いつだって真剣に生きてる、のかそれとも、揚げ足とりに夢中なのか、赤信号皆で渡ればこわくないのか。
なにしろ包容力ないね。
自分で気をつけるしかないんだなと思った。
自分が他人を責めた言葉は、そのまま戻ってくることがあるから、責める前に、うわー気をつけよう、って思うだけでもいいように思う。
発したら、それが足かせになる。そんな風にならなきゃいいんだけどね、そんな風に誰だってなりたくてなってるわけじゃないから。意識が低いのは一朝一夕では治らないし、あーこいつは低いんだな、って受け入れるしかできない。治してあげるとかできない。
私には名指しで責めたい人がいるけど、それはしない。そのうち淘汰されるだろうって確信があるから。だって、そういう人って必ず評判悪いもん。
他力本願なんだけど、そのうち消えるのは必至。
自分はそうならないように積んでいくだけ。
そういう、泣き寝入りともちがう、許さない、もあるんだよ。
そいつが潰れていくのを、私は高いところから見ている。