新生児がかわいくない、という罠

新生児って、実はかわいくないことがあります。私は今はどの赤ちゃんを見てもかわいいなぁ!って心から思いますが、初産のときの新生児は悶絶するほどかわいかったりはしません。

だって、
なんかしわくちゃ、
なんかがさがさ、
なんか黄疸、
足とか手とか超~細い、
目が見えてない、
ギャーギャー泣く、
うまくおっぱい飲めない、
すぐウンチする、
自分はすげー寝不足。

新生児は新生児のかわいらしさがあって、私は訪問するたびに癒されまくってますが、産んだ当本人にはそんな余裕はないかも。なにしろ寝不足だから。

赤ちゃんのプリプリ肌は新生児から始まるのではないし、赤ちゃんのムチムチ感も、けっこう経ってからなんです。

こ、こんなに苦労して産んだのに全然かわいくない!とか、知らないから陥る。ドラマの見すぎですよ。
だいたい産まれて来るときは血まみれだし、むしろ赤紫だし、なんか背中にも耳にも産毛がすごかったりさー。かわいいっていうか、グロい。
産んだ時の感動は、やっと会えた~!待ってたんだ~!って類いのもので、かわいい!って感動ではなかったです。

産んでいきなりツルツルお肌のムッチムチ❤なわけないので、知っとくといいです。
3ヶ月くらいからかなぁ~。個人差はありますが、ムチムチしてねぇ、ニコニコしたりさ、笑い声たてたり、もーかわいくてかわいくてたまらない時期が到来します。
でも、その頃にママの疲労もかなりピークなので、またかわいいと思えないかも。
赤ちゃんて、かわいいなぁって思いながら世話すると、ほんとに幸せ。あー小さいあーかわいいって。

かわいいと感じたり、そういう幸せを感じやすくするためには、ママが積極的に休むこと。
パパが協力的、とかいってもママのほうが負担は増えることが多いので、ママは休んでください。
体にも心にも余裕のあるママに育てられた子供と、いつもいつもギリギリ状態のイライラママに育てられた子供と、どっちがいいと思いますか。
ママは休むことに罪悪感を感じすぎなんです。
ママが休むのは子供のため。ママが休むのは家族のため。
預けてもいいし、パパを頼っていい。たとえ使えなくても、数時間でも。

ママだけが犠牲になればいいって考え方はおかしい。ママにはママの人生がある。子供を自分と切り離して育てるほうが楽しいしかわいい。
早いうちから客観視する習慣つけとくとよいです。

ママは、家族のために、積極的に、休んでください。

ママが休めないとき、スリングは大活躍しますよ。抱っこの負担は激減。赤ちゃんへのいとおしさ激増。
私はスリングに助けられたひとりです。使い方をおしえています。是非お問い合わせください。

nanasann

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