【出張実積】神奈川県横浜市
3ヶ月の男の子。
ママはチューブタイプのスリングを購入したものの、うまく使えず、赤ちゃんは抱っこしないと泣いてしまう。常に素手で抱っこしていたとのこと。
常に素手で抱っこ、これはとても辛いです。抱っこしたら泣き止むのはかわいいけど、ママの体力の消耗は激しいです。腕力がつく、とかじゃなく、ただただ重い。何もできない。一日ってこんなに長いんだっけ…と疲れ果ててしまいます。
今日のママもいつも抱っこしているだけあって、習得が早かったです。話が盛り上がり、私の体験談も参考にしていただけました。
今日印象的だったのが、
『友達に出産報告をすると、育児楽しんでね~と必ず言われる』
とのこと。育児は確かに楽しいこともあるけど、そんな爆笑したりワクワクの連続なわけはないので、この何気ないメッセージに落ち込んでいたそうです。私って楽しめなくて母親失格なんじゃないか、って。
女性は、母親になったからって母性本能が爆発するわけでもないし、育児に夢中になれる人とそうじゃない人がいます。
今日の赤ちゃんもプクプクのほっぺでよく笑う子で、
『私も自分の子供と遊ぶのは別に好きじゃないし、この子はこんなによく育っている。何も問題ないですよー』
と話すと、とても安心されていました。
また、
『添い乳するのがすごく楽だったけど、こんなに楽していいのかな…って思ってしまう』
と。ママが楽になるのは最優先だと思っているので、楽に授乳をすることをおすすめしました。
このように、産後じゃなければ迷わないようなことに迷ったり、正解を求めてしまったり、なぜか何も見えなくなってしまう。
今日もママからたくさん話を聞くことができて、この仕事しててよかったと思いました。このブログに辿り着いてくれてよかった!
スリングの良さを伝えていると、次々に言葉がおりてくる感覚があります。
それは、私が身をもってスリングの良さをわかっているから。
スリングを使う最大の良さは、『抱っこすることに抵抗がなくなる』こと。簡単に楽に抱っこができるので
『重いからやだ。めんどい。』
って気持ちがほとんどなくなります。子供って抱っこしてほしい!となったら抱っこするまで納得しない。だから、抱っこと言われたらすぐ抱っこをする。すると、子供の『気が済む』ので、ぐずる時間が激減します。納得する、気が済む、を毎日毎日重ねていくと、道のりは長いようですが結果、気持ちの安定した子供を楽に育てる近道になります。気持ちの落ち着いている子供は、親への欲求不満がないので、自分の歩いていく道を見つめることができる。つまり自立します。
スリングのもたらす良いサイクルをたくさんのママに伝えたいです。
他の抱っこ紐だとぐずりがちだったそうですが、赤ちゃんの機嫌もよく落ち着いていて、駅まで見送ってもらいました♪
さっそく今日の感想を送ってくださいました!
『今日は遠いところを本当にありがとうございました。
スリング、これからたくさん使って、子供を安心させてあげたいです!
それに、いろんな私のとりとめもない話を聞いて頂いて、優しく楽しくアドバイスしてくださって、本当に心が軽くなりました。
また明るく元気に頑張れそうです!
本当にありがとうございました!』
あー嬉しい行けてよかった