編集メモ No.054|資格の発表を待つだけでは、ちょっともったいない。
こんにちは。
「家事代行AI編集部」編集長の、けんじです。
9月6日。
家事代行、もとい家事支援サービスの国家資格化を追いかけていると、最近ちょっと面白いことに気づきます。
それは、
「資格そのもの」だけを見ていると、動きが見えにくい。
ということ。
現在、政府が目指しているのは、家事支援サービスに関する国家資格としての技能検定。
厚生労働大臣も、2027年秋頃を目途に第1回試験を実施する方向で検討していると説明しています。
でも、
「じゃあ試験問題は?」
「何級まであるの?」
「受験資格は?」
「何年働けば受けられるの?」
「実技試験は何をするの?」
「受験料はいくら?」
という話になると……
まだ、そこまで決まっていません。
ここが現在地です。
では、何が進んでいるのか?
じつは、資格を作るための「土台」のほうが重要だったりします。
厚生労働省の人材開発分科会では、家事支援サービスについて、まず試行試験を行い、その内容を確認したうえで、省令改正などを経て国家資格化を目指す流れが説明されています。
つまり、
いきなり「国家資格です!」と登場するわけではない。
ということです。
その前に、
「家事支援サービスとは、具体的にどんな仕事なのか?」
「その仕事に必要な技能とは何なのか?」
「どこまでできれば、技能を身につけたと評価できるのか?」
「それを、どうやって試験にするのか?」
という作業があります。
これ、かなり大事ですよね。
じつは「家事代行のものさし」を作っている
ぼくが今回の動きを見ていて、一番注目しているのがここです。
国家資格というと、
「資格証がもらえる」
という話に見えます。
もちろん、それも大切。
でも本質的には、
「何をもって、家事支援のプロとするのか?」
という「ものさし」を作ることなんじゃないかと思っています。
掃除ができる。
料理ができる。
洗濯ができる。
もちろん、それだけではありません。
利用者とのコミュニケーション。
安全への配慮。
個人情報の取り扱い。
家庭ごとのルールへの対応。
時間管理。
そして、
「その家に入って仕事をする」という、家事支援ならではの難しさ。
こうしたものを、
「家事支援の技能」
としてどう整理するのか。
ここに国家資格化の本当の意味があるように思います。
そして、資格だけでは終わらない
もうひとつ、最近の政府の動きを見ていて面白いのが、
教育の話も並行して進んでいること。
家事支援サービスの人材育成については、講習プログラムの開発なども検討されています。
つまり、
技能を定義する。
↓
試験で測れるようにする。
↓
学べるようにする。
↓
実際に人材を育てる。
という流れです。
これを考えると、
「国家資格ができたら勉強すればいい」
ではなく、
これから家事支援の仕事をする人にとって、何を学ぶべきなのかが少しずつ見えてくる時期
なのかもしれません。
ただし、ここは大事です
ここで、毎回きちんと書いておきます。
おりとなおこの家事代行養成塾は、資格取得を目指す講座ではありません。
資格を発行する講座でもありません。
現在検討されている国家資格の試験対策講座でもありません。
おりとなおこの家事代行養成塾では、
「家事代行の仕事って、実際どんなものなの?」
「どういう考え方で仕事をしたらいいの?」
「お客様の家に入るとき、何を大切にしたらいいの?」
といった、実際に家事支援の仕事を始めるための考え方や知識を学んでいきます。
資格制度とは、別のものです。
だからこそ、
「資格を取るためだけに学ぶ」のではなく、「仕事そのものを知るために学ぶ」
という考え方も、大切なのではないでしょうか。
9月20日、第0期開校。
そして、いよいよです。
おりとなおこの家事代行養成塾、第0期。
2026年9月20日開校予定。
本日、9月6日なので……
開校まで、あと14日。
いよいよ2週間です。
国家資格については、まだ試験の詳細を待つ段階。
でも、
「家事支援という仕事について、もっと知りたい」
という人が学び始めることは、今日からでもできます。
資格制度が完成するのを待つ必要はありません。
むしろ、制度ができる前だからこそ、
「自分は、どんな家事支援の仕事をしたいのか?」
を考えておく。
それも、ひとつの準備なのだと思います。
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けんじ編集局、本日の視点
国家資格のニュースを見ると、
「いつ試験が始まるんだろう?」
と、どうしても試験日や受験資格が気になります。
ぼくも気になります。笑
でも、いま本当に追いかけたいのは、その一歩手前。
「家事支援という仕事を、国がどんな仕事として定義しようとしているのか」
です。
資格。
教育。
試験。
事業者の品質。
利用者から見た安心感。
いろんなものが、少しずつつながり始めています。
だから、家事代行AI編集部では、
「資格ができました!」
という日だけを待つのではなく、
その資格ができるまでに、何が決まっていくのか。
そこを追いかけていきたいと思います。
家事支援という仕事の「ものさし」が、これから作られていく。
その過程をリアルタイムで記録していくのも、この編集部の仕事です。
今日も、家事代行業界の現在地を一歩ずつ。
家事代行AI編集部でした。
※本記事は2026年9月6日時点で公表されている情報をもとに作成しています。国家資格の具体的な受験資格、試験科目、等級、試験日程、受験料、合格基準等については、今後の公式発表をご確認ください。
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