けんじ編集局 |編集メモ No.059|「会議が開かれた=国家資格が進んだ」ではない

こんにちは。

「家事代行AI編集部」編集長の、けんじです。

9月11日。

今日も朝から、家事支援サービスの国家資格化について公式情報をチェックしました。

すると、9月7日に厚生労働省の人材開発分科会が開催されていることがわかりました。

「おっ!」

と思いますよね。

ぼくも思いました。笑

「何か新しい情報が出たかな?」

ところが、議題を確認すると、

今回の会議では、家事支援サービスの国家資格化について新しい議論は行われていませんでした。

これ、地味です。

ものすごく地味。

でも、実はこういうところが大切なんです。

「会議があった」と「資格が進んだ」は別の話

国の制度づくりを追いかけていると、

「○○審議会が開催されました!」

というニュースを見かけることがあります。

すると、

「何か決まったんだ!」

と思ってしまいます。

でも、実際には、

会議が開かれただけ

ということもあります。

今回もそうです。

9月7日の第59回人材開発分科会では、

・各種閣議決定文書
・令和9年度概算要求
・雇用保険関係の改正案
・教育訓練の指定基準
・技能検定手数料に関する事項

などが議題となっていましたが、家事支援サービスの国家資格化は今回の議題には入っていません。

だから、

「9月7日に会議があったから、国家資格化が一歩進んだ」

とは言えません。

ここは、きちんと分けて考えたいところです。

じゃあ、国家資格化は止まっているの?

もちろん、そういうことでもありません。

現在確認できる公式情報では、家事支援サービスの国家資格化について、

2027年夏を目途に国家資格化を目指す

という方向性が示されています。

そして、国家資格として技能検定化する場合には、

試行試験

を行い、

その試験が実際に技能を評価するものとして成立するかを確認。

その後、

省令改正 → 審議会 → 国家資格化

という流れを想定しています。

つまり、

「止まっている」のではなく、「次の具体的な情報を待っている段階」

と考えるのが正確です。

いま、編集部が待っているもの

ここまで何度も追いかけてきたので、いま何を待っているのかを一度整理しておきましょう。

① 職務・技能の整理

家事支援サービスには、どんな技能が必要なのか。

② 国家資格の制度案

どんな資格にするのか。

③ 等級

1級・2級・3級なのか。

それとも別の区分なのか。

④ 受験資格

実務経験は必要なのか。

どのくらい必要なのか。

⑤ 試験内容

学科なのか。

実技なのか。

両方なのか。

⑥ 試行試験

実際に試験をやってみて、

「これで技能を評価できるのか?」

を確認する。

⑦ 講習・教育

資格取得を目指す人が、どのように学ぶのか。

このあたりです。

そして現時点では、

この具体的な部分について、新しい確定情報はまだ出ていません。

だから、今日の記事も無理に「新情報」を作りません。

「情報がない」という情報

これ、ニュースを追いかける側としては結構大事だと思っています。

世の中には、

「○○らしい」

「○○になる予定らしい」

「○○級ができるらしい」

みたいな情報が、どんどん出てきます。

でも、

「らしい」

と、

「政府が公式に発表した」

は違います。

特に今回のような国家資格。

制度ができるまでには、

検討。

調整。

試行。

審議。

法令・省令。

さまざまなプロセスがあります。

だからこそ、

「まだ決まっていないものを、決まったように書かない」

これは家事代行AI編集部として、かなり大切にしたいところです。

現在の技能検定は、ちゃんと動いている

一方で、既存の技能検定制度そのものは当然ながら動いています。

厚労省によると、現在の技能検定は133職種

令和8年度も前期・後期に分かれて試験が実施されています。

現在の技能検定では、職種によって異なりますが、

1級・2級・3級

のほか、

単一等級や特級

が設定されている職種もあります。

また、都道府県職業能力開発協会が実施する職種では、実技試験と学科試験によって技能を評価する仕組みです。

だからこそ、

「家事支援サービスが新しい技能検定になるとしたら、どういう制度設計になるんだろう?」

というところが、ますます気になってきます。

ただし、

現在の技能検定の仕組みが、そのまま家事支援サービスに採用されると決まったわけではありません。

ここも、きちんと区別しておきます。

そして、もうひとつ大事なこと

家事支援サービスの国家資格化について、厚労省の分科会では、

経済産業省が業所管として、厚労省と連携して検討している

ことも説明されています。

つまり、

厚労省だけを見ていればいいわけではありません。

今後は、

厚労省
×
経済産業省
×
関係府省

という視点で追いかけていく必要があります。

これも、家事代行AI編集部として覚えておきたいところです。

「国家資格」だけを追いかけない

ここまで毎日追いかけてきて、ぼく自身も少し考え方が変わってきました。

最初は、

「家事代行の国家資格ができるらしい!」

というニュースでした。

でも今は、

国家資格を中心に、家事支援サービスという仕事そのものがどう変わっていくのか。

そこを見るようになっています。

人材育成。

教育。

技能評価。

サービス品質。

利用者の安心。

事業者の品質。

税制などの利用促進。

これらが、少しずつつながっています。

だから、

「試験日が発表された!」

という日だけがニュースではありません。

「職務分析がまとまった」

「試行試験が行われた」

「講習プログラムができた」

「事業者の品質評価について議論された」

こういう一つひとつも、

家事支援という仕事の未来を作っていく情報です。

そして、9月20日。

さて。

国の制度づくりは2027年に向かっています。

一方で、

こちらは2026年。

おりとなおこの家事代行養成塾、第0期。

2026年9月20日開校予定。

今日は9月11日。

ということは……

開校まで、あと9日!

ついに一桁です。

あと9日。

なんだか、こっちのほうが急に現実感が出てきました。笑

ここは今日も、きちんとお伝えします

おりとなおこの家事代行養成塾は、

資格取得を目指す講座ではありません。

資格を発行する講座でもありません。

現在政府が検討している国家資格の試験対策講座でもありません。

家事代行という仕事について、

「実際にはどんな仕事なのか」

「お客様の家に入って仕事をするとはどういうことなのか」

「どんな知識や考え方が必要なのか」

を学ぶための講座です。

国家資格の詳細がまだ決まっていないからこそ、

まずは、

「この仕事を自分はやってみたいのか?」

を知る。

それも立派な準備だと思います。

家事代行のお仕事、自分に向いている?

「家事代行に興味があるけど、自分に向いているのかな?」

そんな方は、まずお仕事診断から。

家事代行お仕事診断|LINE

家事代行養成塾について詳しく知りたい方はこちら。

家事代行養成塾LP

第0期のお申し込みはこちら。

家事代行養成塾お申し込みフォーム

けんじ編集局、本日の視点

今日の編集局の結論は、これです。

「新しい情報がない」ということも、ちゃんと情報である。

これ、当たり前のようで結構大事です。

特に国家資格のような制度を追いかけると、

「何か書かなきゃ」

という気持ちになってしまいます。

でも、

「今日は公式発表がありませんでした」

なら、

それをそのまま伝える。

そして、

「現在どこまで決まっているのか」

「次に何が出てくる可能性があるのか」

を整理する。

それこそが、

ニュースを追いかける編集部の仕事

なんじゃないかなと思っています。

だから今日も、

「国家資格、また進みました!」

とは書きません。

まだです。

でも、

2027年夏を目途とした国家資格化の方向性は生きている。

そして、その次の大きな節目として、

試行試験。

ここは引き続き、しっかり見ていきます。

そしてこちらは……

第0期開校まで、あと9日。

国の制度ができるのを待つ時間と、

自分自身が仕事を知り、準備する時間。

この2つは、別々に進めてもいい。

そんなことも、今日の記事を書きながら思いました。

今日も一歩ずつ。

家事支援という仕事の「ものさし」ができていく過程を追いかけます。

家事代行AI編集部でした。

※本記事は2026年9月11日時点で公表されている情報をもとに作成しています。家事支援サービスの国家資格について、受験資格、等級、試験科目、試験日程、受験料、合格基準等の詳細は現時点で確定していません。また、9月7日の第59回人材開発分科会では、家事支援サービスの国家資格化は議題として扱われていません。今後の公式発表をご確認ください。


ご自宅のこと、家事のこと、ひとりで抱え込まず、お気軽にご相談ください♪

━━━━━━━━━━━━

\ 家事代行のお仕事に興味はありませんか? /

家事代行養成塾 第0期受付中!

まずは60秒でできる診断からお気軽にどうぞ♪

家事代行お仕事診断はこちら

━━━━━━━━━━━━

■ 紹介制家政婦 おりとなおこ

ホームページ
お問い合わせ
Instagram