子育てが辛いとき、子供も辛い。自分の精神状態が子供に影響している。
娘が幼稚園児だった頃、毎日すーごく心配していました。
『できない』様子を見て、
お友達とけんかしたと聞いて、
ごはんを全然食べなくて、
風邪をひいて、
自転車に乗れなくて、
身仕度が遅くて、
すぐに返事をしなくて、
足が遅くて、
お手紙の返事がどーのこーの…、
娘のことはこれ以上心配できないくらい心配しました。
何もかも先回り、あることないこと心配し、可能性の芽を摘みまくっていました。
起こってもいないことを心配したり、なんかわかんないけどイライラしたり。
娘に起こること全てが自分のことのような気がして、私が解決できないから、心配でした。
でもある日、
『あ、この子大丈夫だな』
って思えました。
娘が自分で解決する力を見たからです。
実は今日は息子の保育参観日だったんですが、息子が全然先生の話を聞いてないし、ピアニカもできない。
擬音でいうと『モタモタ』で、まるで娘を見ているようでした。
でも、ただただかわいくて、微笑ましくて、むしろ爆笑でした♪
娘と息子の違いは、
『本人がリラックスしているかどうか』
という点。
これはもろに私の精神状態です。
娘のときは私が不安だったから、娘も不安で緊張。私が心配するから、娘も心配。
なーんか単純だなぁと思いました。
娘には悪いことしちゃったな~って気持ちです。心配し過ぎてごめんよ。
私はこの子達がスムーズに社会に出ていけるように、サポートをする。
子供は私の所有物ではない。私と一心同体でもない。
子供との境界線が見えると、子育てはどんどん楽になっていきます。
こうなってほしい!という期待ではなく、こうなるだろうな~って信頼です。