子供と入籍手続き。離婚。役所への思い。
離婚後、やっと子供と入籍することができました。
離婚届けを提出してから1ヶ月半、数えきれない手続きの中で、私がいちばん心配していた手続きです。
親権は私にあるのに、
私の実の子供なのに、
公正証書にも書いてあるのに、
一緒に住んでるのに、
育てているのは私なのに、
今日まで戸籍は別でした。
もともと、『元夫と私と子供ふたり』という戸籍から私が勝手に抜けただけ、という扱い。
なので、昨日まで私は完全ひとり単独戸籍でした。戸籍なんか普段の生活で見ませんけどね。この手続きの嵐の中で、いちいちひとりであることを突き付けられていたので、今日入籍できてほんとにホッとしました。
他の手続きと同時進行できなかった(古い戸籍で手続きしていたため)ので、いちばん後回しになってしまいました。
私は離婚後も苗字を変えない(旧姓に戻さない)という選択をしましたので、離婚届けを出してからのタイムリミットは3ヶ月でした。
3ヶ月以内に手続きしてくださいと言われ、自分の仕事の隙間時間に役所に一体何度足を運んだか!いつも焦っていました。
時間が取れないもどかしさ、仕事をもっとしたい気持ち。
この離婚で私は何度も役所の人と話しをして、
何度も説明を受けて、
何度も書類を確認してもらい、
何度も何度も書類を発行してもらい、
手続きという手続きを役所の人にやってもらいました。
つい最近までは
『市役所このやろう。お前がやっとけ!!』
というような荒んだ気持ちになり、何度も心が折れそうになったり実際折れたり、手続きできなくて泣いたりしていたのですが、今、役所に対する気持ちは
『ありがとうごさいます』
です。
個人的な都合で離婚することになったのにもかかわらず、この先ここでスムーズに、しかも援助をいただきながら暮らしていくための手続きを、全部やってくれるわけですから。
市役所の人に怒りをぶつけるのはお門違いです。
やってくださってありがとう。どうぞよろしくお願いいたします。という気持ち。
役所に通っていると、窓口では怒ってる人もたくさんいて、中の人はほんとに大変だと思います。
マイナンバーってなんのためにあるんだよこのやろー、ってなるかもしれません。一括で自動でやってくれ、わかりやすくしろ、って不満はあふれでてくると思います。
でも、窓口の人にはなんの非もない。たまに嫌な人も混ざってはいますが、それはいつもではない。
私はある時から完全に感謝モードにシフトしました。
まず、あいさつしましょう。
おはようございます。
今日は入籍の手続きで来ました。
ありがとうございました。
よろしくお願いいたします。
役所の人が税金でお給料もらってるとしても、そんなことは関係なくて、私たちと同じ、人であることには変わりはありません。
仕事だとしても手間をかけるわけですから、あいさつしましょう。お礼をしましょう。
そうすると必ず、笑顔で対応してもらえます。これは私の体験から断言します。
手続き大変でした。
すごくすごく大変でした。
でも今日子供とやっと一緒になれて、よかった。
今日はお祝いです。
そして皆さんにお伝えしたいことは、役所に行くときは、あちらは確認がとれないと手続きのしようがないので、
免許、
保険証、
マイナンバーカード、
公正証書、
母子手帳、
はんこ、実印、
考えうる全ての証明書を持参してください。
戸籍謄本は本籍地で取ります。離婚して遠くに転居することになる場合は一体何部必要なのか確認しておいたほうがよいです。
必要書類がなんなのか、事前に問い合わせし、復唱してください。
役所に行ったのにもかかわらず手続きできなかった時、ものすごくダメージ受けます。泣きます。
だから、全部持参してください。
これでもまだ他の手続きは終わってません。でも今日はお祝いです。頑張ってよかった。祝!入籍!