子育ての中身。ひとりで抱えこんでいませんか
私には6歳と10歳の子供がいて、日々子育てに勤しんでいます。
子育てってひとことで言うけど、その中身って知ってますか。
まず妊娠出産は偉業です。母子共に命がけです。
出産できるまでお腹で育てたこと、出産したことがまず素晴らしい。
子供も、生まれてきたことがまず素晴らしい。
妊娠中からすでに始まっている子育ては、産後ハードにまた始まります。
授乳、離乳食、食事、献立を考える、冷蔵庫の管理、食材の管理、調理、後片付け、
おむつ交換、トイレトレーニング、
洗濯、体の大きさに合わせた衣類の調達、サイズアウトした衣類の整理、
沐浴、入浴、体の洗い方や髪の毛の洗い方を教える、銭湯や温泉でのマナーを教える
保育園、プレ幼稚園入園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学などの進学、それに伴う事務作業。申し込みや名前つけ、道具を揃えることや支払い、それぞれの園や学校でのやり方に沿った登録など。
ママ友付き合いや保護者会、役員、参観日、運動会などの行事参加。先生との連絡。学校との連絡。トラブルの対応。制服のお下がりをもらったり、あげたり。連絡網をまわすことなど。
掃除、布団の管理、衣替え、冷暖房の管理
親戚や義理の親との付き合い、年賀状やりとり、生命保険、学資保険管理、
お正月、誕生日、節句、夏休み、クリスマスなど季節の行事の遂行。
子供の話を聞くこと、スキンシップ、写真管理、受診、歯磨き、清潔について、女子の初潮から生理への対応、性教育。
これに加えて常にしつけをしています。
(私のしているしつけは、乱暴しない、意地悪しない、汚いことしない、公共の場でのマナーを守る)
育児と家事は切り離して考えるのはなかなか難しく、これを複数人の場合には同時進行で実施しているわけです。
書き切れていないものもあると思います。
だから、育児と家事には息抜きが必要です。
上記のことだけをやるのはつらい。
楽しみながら♪というのは書くのは簡単だけどなかなかできないことも多く、わずらわしいの一言で済ませたいこともたくさんある。
夫婦で子育てしている場合、どちらかにほとんどを任せている人は、この中身を明日から一人でやってみてほしい。できないと思います。
どちらかに任せているくせに、つべこべ文句言う人は最低だと思います。
やってから言え。
やってみろと言いたい。
そして、一人で育児しているお母さんお父さん。いつもお疲れ様。
他人に頼ること、パートナーを変えて再婚すること、子供にも家事をやらせることなど、色んな楽になる道があります。家事代行などにお金を使っていい。悲観しなくてよい。
子供は宝物です。
そして、私が考える育児とは、子供が社会に出るための手助けです。
24時間365日、子供のことだけを考え一緒にいることが育児だとは思わない。
子供と私は別の人間であり、それぞれの人生を歩んでいます。
私が子供や家の奴隷になって成り立つものはおかしい。それは間違っている。
親は子供に対して責任がある。それは当たり前の話
24時間365日一緒にいるべきだという考えは異常だと思います。
子供を産んだら奴隷にならなきゃならないのか。そんなのおかしい。
子供と私は別の人間であり、それぞれの人生を歩んでいます。大事なことなので2回言いました。