けんじ編集局 編集メモ No.057|「国家資格」より先に知っておきたい、「技能検定」という仕組み
こんにちは。
「家事代行AI編集部」編集長の、けんじです。
9月9日。
今日も家事支援サービスの国家資格化について、最新情報を確認してみました。
まず結論から。
現時点では、
「受験資格が決まりました!」
「試験日が決まりました!」
「試験科目が発表されました!」
という新しい公式発表は、まだありません。
なので今日は、ちょっと視点を変えてみます。
今回、政府が家事支援サービスに導入しようとしているのは、
「技能検定」
です。
技能検定って、そもそも何なのでしょう?
技能検定は「技能のものさし」
厚生労働省によると、技能検定とは、
働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度
です。
現在、技能検定は133職種で実施されています。
機械加工。
建築大工。
造園。
金属加工。
ファイナンシャル・プランニング。
さまざまな仕事について、
「その仕事に必要な技能を、どの程度身につけているのか」
を評価する。
それが技能検定です。
そして合格すると、
「技能士」
と名乗ることができます。
つまり、
「私はこの仕事が得意です!」
という自己申告だけではなく、
国が定めた技能評価の仕組みを通して、その技能を証明する。
ここに技能検定の大きな意味があります。
だから「家事支援」と相性がいいのかもしれない
ここで、家事代行の仕事を考えてみます。
「掃除が得意です」
「料理が好きです」
「家事ならできます」
もちろん、それは大切です。
でも、
家事が得意なことと、家事支援サービスの仕事ができることは、少し違う。
ぼくはここが重要だと思っています。
たとえば、お客様の家に入ったとき。
その家には、その家のやり方があります。
掃除道具の場所も違う。
洗剤の使い方も違う。
洗濯物の扱い方も違う。
料理の好みも違う。
そして、
「どこまでやっていいのか」
「何を勝手に触ってはいけないのか」
という判断も必要になります。
さらに、
安全管理。
衛生管理。
個人情報。
コミュニケーション。
時間管理。
トラブルへの対応。
こうしたものまで含めて、
「家事支援サービスとして必要な技能」
を考えなければいけません。
だからこそ、
「家事ができる人」
と
「家事支援サービスの技能を身につけた人」
を、どう区別するのか。
ここに「技能検定」の意味が出てきます。
現在の技能検定は、どうやって技能を測るのか?
現在の技能検定では、職種によって仕組みは異なりますが、都道府県職業能力開発協会が実施する職種では、
実技試験と学科試験
によって評価する仕組みになっています。
つまり、
「知識を知っている」
だけではなく、
「実際に技能を使えるのか」
も見る。
これがポイントです。
もちろん、
「家事支援サービスの国家資格も、必ず同じ形式になる」
と決まったわけではありません。
ここは注意してください。
今回の家事支援サービスについて、具体的な試験方式はまだ検討中です。
でも、
「技能をどう評価するのか?」
という視点で考えると、今後発表される試験案がものすごく面白くなってきます。
「掃除のテスト」だけではないはず
たとえば、もし家事支援サービスの技能検定を考えるなら、
「掃除機をきれいにかけられました」
だけでは、仕事の本質を測れません。
むしろ、
「家庭という個別の環境で、安全に、適切にサービスを提供できるか」
というところが重要になるはずです。
これは、普通の学校の家庭科とは違います。
自宅の家事とも違います。
「他人の生活空間に入って、仕事として家事を提供する」
という技能です。
だから、
「家事の技能」
だけではなく、
「家事支援の技能」
というものを、どう定義するのか。
ここが今回の国家資格化の最大のポイントのひとつだと思います。
そして「等級」もまだ決まっていない
現在の技能検定には、職種によって1級・2級・3級などの等級区分があります。
でも、
家事支援サービスの国家資格が何級になるのか。
これはまだ決まっていません。
だから、
「家事代行国家資格2級では○○ができます」
みたいな情報が出てきたら、
ちょっと待ちましょう。笑
現時点では、公式に確定した情報ではありません。
家事支援サービスについては、まず職務や技能を整理し、試験を設計し、試行試験を行い、
そのうえで制度化していく流れです。
「試行試験」がものすごく重要
そして、今後の家事代行AI編集部が特に注目したいのが、
試行試験。
です。
厚労省の説明では、国家資格化を進める場合、まず試行試験を行い、
「本当にこの試験で技能を評価できるのか?」
を確認する。
その後、省令改正などの手続きを経て、2027年夏の国家資格化を目指す。
そんな工程が示されています。
つまり、
試行試験が出てきたら、かなり大きなニュースです。
どんな課題なのか。
何を評価するのか。
どんな人を対象にするのか。
どんな技能を「家事支援の技能」として扱うのか。
そこに、
国が考える「家事支援のプロ像」
がかなり具体的に現れるはずです。
「資格を待つ時期」ではなく「ものさしができる時期」
これまで何度も書いてきましたが、
今回の国家資格化は、
「資格証が1枚増える」
という話ではありません。
もっと根本的な話です。
家事支援サービスとは、どんな仕事なのか。
その仕事には、どんな技能が必要なのか。
どこまでできたら、プロと言えるのか。
それを社会全体で整理していく。
だから、
国家資格=ものさし
と考えると、かなりわかりやすい。
そして、その「ものさし」ができれば、
働く人。
事業者。
利用者。
教育する人。
それぞれに影響が出てきます。
そして、9月20日。
さて。
国の制度づくりは、2027年に向かって進んでいます。
一方こちらでは、
もっと身近なところから、
「家事代行という仕事を知る」
場が始まります。
おりとなおこの家事代行養成塾、第0期。
2026年9月20日開校予定。
今日は9月9日。
ということは……
開校まで、あと11日!
11日ですよ、11日。
もう完全にカウントダウンです。笑
ここは、毎回きちんとお伝えします
おりとなおこの家事代行養成塾は、
資格取得を目指す講座ではありません。
資格を発行する講座でもありません。
現在政府が検討している国家資格の試験対策講座でもありません。
「家事代行という仕事は、実際にはどんなものなのか?」
「お客様の家に入って仕事をするとは、どういうことなのか?」
「どんな考え方や知識が必要なのか?」
そんな、
実際に仕事を始めるための土台
を学ぶ講座です。
資格制度ができるのは、まだ少し先。
でも、
仕事を知ることは、今日からできる。
これは、これから家事代行を始めたい人にとって、結構大事なことだと思います。
家事代行のお仕事、自分に向いている?
「興味はあるけど、自分にできるのかな?」
という方は、まずはこちら。
家事代行養成塾について詳しく知りたい方はこちら。
第0期のお申し込みはこちら。
ご自宅のこと、家事のこと、ひとりで抱え込まず、お気軽にご相談ください♪
━━━━━━━━━━━━
\ 家事代行のお仕事に興味はありませんか? /
家事代行養成塾 第0期受付中!
まずは60秒でできる診断からお気軽にどうぞ♪
▶ 家事代行お仕事診断はこちら
━━━━━━━━━━━━


