【第14回】新しいことを始めると、新しい展開がやってくる。
毎週月曜日にお届けしている、
なこちゃんとけんじのYouTubeライブ。
今回で、なんと第14回です。
第1回の頃は、
「30分くらい喋りましょうか。」
なんて言って始めたはずなのに、気がつけば今回のライブは1時間3分。
30分どころか、倍です(笑)。
でも、これくらいがちょうどいいのかもしれません。
毎週こうして話していると、
「今週こんなことがあった」
「こんなことを考えている」
というところから、どんどん話が広がっていく。
そして今回も、かなりいろいろな話をしました。
その中でも、今回の大きなテーマになったのが、
「新しいことを始めると、新しい展開がやってくる。」
ということでした。笑
「ちょっと相談してみたい」が、本当の展開につながる
今回、なこちゃんから最初に出てきたのは、ある新しい出来事でした。
今週、これからのことを相談できる機会がある。
しかも、その相手は、すでにいろいろなジャンルで事業をやっている経営者の方たち。
きっかけになったのは、同年代の人たちが集まる会でのご縁でした。
そこには、長く会社を経営している方や、温泉旅館を経営している方、
そしてYouTubeでもかなり多くの人に発信している方など、さまざまな分野で活動している人たちがいる。
なこちゃんは、以前から、
「この人たちと、ちゃんと一対一で話してみたい。」
と思っていたそうです。
普段は10人以上でお酒を飲む機会があっても、どうしても全員とじっくり話せるわけではありません。
隣になれば話す。
挨拶もする。
でも、なかなか「自分のビジネスについて相談する」というところまではいかない。
そんな中で、今回、経営相談のような形で話を聞いてもらえる機会ができた。
しかも、ちょうど相手側も新しく始めたばかりの取り組みで、モニター価格で参加できる。
これは、かなり面白いタイミングです。
なこちゃん自身も、
「いま固めつつある家事代行養成塾の方向性が本当にこれでいいのか確認したい。」
「ほかの人の意見を聞いて、取り入れられるものは取り入れたい。」
そんな思いで参加することになりました。
「誰にでも相談すればいい」わけじゃない
ここで、僕から一つ話をしました。
人の意見を聞くことは大事。
でも、
「誰の意見でも聞けばいい」ということではない。
これは、すごく大切なことだと思っています。
SNSを見ていると、
「これをやれば稼げます!」
「あなたも簡単に成功できます!」
みたいな広告がたくさん出てきます。
そういうものを何でも信じてしまうのは危ない。
でも今回のように、
長く付き合いのある先生からの紹介で、
実際に何度も会ったことがあって、
その人たちがどんな人なのかも分かっている。
しかも、自分自身が、
「この人たちに相談してみたい。」
と思っていた。
それなら、ぜひ聞いてみたらいい。
今回の話は、そんな「誰の話を聞くのか」というところにもつながっていました。
相談すること自体が、もう財産
そして、今回かなり大事だと思ったのが、
「話を聞いてもらえること自体が財産」
ということ。
もちろん、
「売上をいくらにするか」
「何人集客するか」
「どうやって事業を成長させるか」
という具体的な話も大切です。
でも、それだけじゃない。
自分が今考えていることを、誰かにちゃんと言葉にして話す。
すると、自分でも、
「あ、自分はこう考えていたんだ。」
と気づくことがあります。
人に話すことで、自分の頭の中が整理される。
そして、経験のある人から、
「それならこうしたら?」
「ここはこう考えたほうがいいんじゃない?」
と言ってもらえる。
それだけでも、大きな価値があります。
なこちゃんが今やろうとしているのは、
単に「家事代行の仕事を教える」ということではありません。
専業主婦として家庭を支えてきた人たちを、もう一度社会の戦力にしていく。
そんな大きな構想を持っている。
だからこそ、その話を経営者に直接聞いてもらえること自体が、大きな一歩なのだと思います。
「寄せ豆腐」
そんな話をしていると、なこちゃんが今の自分の状態を、
「寄せ豆腐みたい。」
と表現しました(笑)。
形になっているような、なっていないような。
中身はある。
方向もなんとなく見えている。
でも、まだ「これです!」という形になっていない。
僕は、
「食べれば良さが分かる。」
なんて返しましたが(笑)。
でも、これって新しい事業を始めるときには、すごく自然な状態だと思います。
最初から全部が完成している必要なんてない。
やりながら考える。
人に話しながら整理する。
意見を聞きながら修正する。
そして、少しずつ形を固めていく。
今回の経営相談も、その「寄せ豆腐」を、
もう少し形のあるものにしていくための時間なのかもしれません。
どんどんリニューアル
今回、もう一つ面白かったのが、フライヤーと名刺の話です。
以前作ったフライヤーを、新しく作り直しました。
しかも、単に古くなったからではありません。
「届けたい相手が変わってきたから。」
最初は経営者の集まりで、
「誰か紹介してください。」
とお願いするためのチラシだった。
でも、今は、
「家事代行の仕事を始めたい人に直接届ける。」
という目的へ変わってきた。
だったら、チラシの内容も変えればいい。
当然ですよね。
そして、名刺も新しくしました。
写真を選び直して、デザインや色も変えて、また印刷する。
「まだ前の名刺が600枚残っているから……」
なんて考えなくていい。
むしろ、
新しい方向へ進んでいるなら、名刺もフライヤーもすぐ変えていい。
僕はそう思っています。
「まだ在庫があるから、古いものを使い切ってから。」
ではなく、
「自分に合ったものをいますぐ作る。そして配る。」
そのほうが、受け取る側だって嬉しい。
古い電話番号をシールで隠した名刺を渡されるより、
「新しくしました!」
と渡されたほうが、圧倒的に気持ちいい。
これは名刺に限らず、ホームページでもプロフィールでも、商品でも同じだと思います。
「やりたくない」だけかも
その流れで、なこちゃんが言いました。
「Canvaを触ったことがない。」
そして、
「触らないまま死ぬかもしれない。」
(笑)
これには僕も笑いました。
でも、これもすごく大事な話です。
人には、
「できること」と「できないこと」がある。
でも、実はその中には、
「できない」のではなく、「興味がない」
というものもかなりある。
なこちゃんにとっては、デザインを自分でやることに、ほとんど興味がない。
だったら、無理に覚えなくてもいい。
できる人にお願いすればいい。
業者さんでもいい。
AIでもいい。
僕でもいい(笑)。
大事なのは、
自分がやるべきことと、他人に任せていいことを分けること。
全部自分でできる必要なんてありません。
新しいことを始めると、周りも変わっていく
そして今回、もう一つ面白い変化が起きています。
なこちゃんが家事代行養成塾という新しいことを始めたことで、
今までのお客様との関係にも、少しずつ変化が出てきた。
もちろん、すべてが悪い方向というわけではありません。
新しいことを始めると、
人が離れることもある。
逆に、新しい人が入ってくることもある。
今までとは違う仕事が増えることもある。
自分自身の興味が変わることもある。
そして、それに合わせて「自分の仕事の中心」そのものが変わることだってある。
なこちゃん自身も、
「このままいくと、家事代行の現場より、養成塾のほうがメインになるかもしれない。」
そんな未来を感じ始めていました。
これは、最初から計画していたことではありません。
動き始めたからこそ、見えてきた未来です。
「そろそろ無理ですよ」
ただ、そこで忘れてはいけないのが、
体です。
なこちゃんは最近、仕事が重なると手が痛くなることがある。
1日1件なら大丈夫。
でも、3件入った日の夜になると、
「あれ?」
となる。
僕自身も以前は、かなり無茶な生活をしていました。
家に帰るのが週に2日くらい。
週末もライブに行ったり、仕事をしたり。
当然、ちゃんと眠れない。
お酒も飲む。
若い頃なら、それでもなんとか動ける。
でも、40代、50代になってくると、そうはいかない。
体力ゲージが、
寝れば100に戻るわけじゃない。
(笑)
だからこそ、手が痛い、腰が痛い、疲れが取れない。
そういうものは、
「まだ頑張れる!」
と無視するのではなく、
体からのサインかもしれない。
と考えることも必要です。
新しいことに挑戦する。
でも、体を壊すまで頑張る必要はない。
これも、これからの人生ではかなり重要なテーマになってきます。
「好きなことをやる」は、音楽にもつながっていた
後半は、音楽の話になりました。
先日、船橋のバンド「ザ・ナゲッツ」のライブを見た話。
これが、とにかく面白かった。
僕は以前から見てみたかったバンドだったのですが、実際にライブを見てみたら、
「これは動画じゃなくて、絶対ライブで見たほうがいい。」
と思いました。
何がすごいのか。
演奏が上手い。
もちろん、それもある。
でも、それ以上に、
「みんなで楽しもうぜ。」
という空気を、ステージから本気で作っている。
その中で出てきた言葉が、
「誰も置いてかないぜ。」
でした。
これが、なこちゃんには強烈に刺さった。
僕にも刺さりました。
なぜなら、それって音楽だけの話じゃないからです。
「一緒に楽しもう」
自分が好きなことをやる。
これは大事です。
でも、自分だけが楽しんでいて、
周りが置いていかれている。
それでは、なかなか広がらない。
「私はこれが好き!」
「私はこれをやる!」
だけではなく、
「一緒に楽しもうよ。」
「こっちにおいで。」
「よく分からなくても、とりあえず一緒にやろう。」
そうやって巻き込んでいく。
ナゲッツのライブを見ながら、僕たちはそんな話をしていました。
しかも、僕は事前知識をあまり入れずにライブへ行くタイプです。
曲を知らなくてもいい。
歌詞を知らなくてもいい。
一緒に手を振ればいい。
踊ればいい。
その場で楽しめばいい。
「知っている人だけが楽しめる場所」にしない。
これって、実はビジネスでも同じなのかもしれません。
専門用語ばかりで話す。
知識がない人を置いていく。
経験者だけが分かる世界にする。
それでは、広がりません。
誰でも入ってこられる。
なんとなく来た人も楽しめる。
気がついたら、一緒に参加している。
そんな場所を作る。
それが、なこちゃんが家事代行養成塾で目指しているものとも、
どこか重なるような気がしました。
「ここにいていいのかな」という場所もある
そして、なこちゃん自身の音楽経験の話も、とても印象的でした。
以前、8年ほどビッグバンドでトランペットをやっていた。
始めたときは楽しかった。
新しい居場所ができたような感覚もあった。
でも、時間が経つにつれて、
「私、ここにいていいのかな。」
という感覚が何度も出てくるようになった。
上手な人たちの中にいると、刺激を受ける。
一方で、自分がついていけないと感じることもある。
初心者の集まりに行っても、今度は、
「ここが自分の居場所なのかな。」
となる。
どちらに行っても、完全には馴染めない。
それでも8年続けた。
でも、最後には、
「やめてよかった。」
と思えた。
ここには、とても大事なことがあります。
その場所が悪かったわけではない。
そこにいた人たちが悪かったわけでもない。
ただ、
「自分には合わなかった。」
それだけ。
世の中には、
「せっかく続けてきたんだから。」
「せっかくいいものをもらったんだから。」
「お世話になったんだから。」
という理由で、やめられなくなることがあります。
でも、
自分に合わなくなった場所を離れることは、失敗ではありません。
そこにいた時間が無駄だったわけでもない。
その経験があったからこそ、
「私は、こういう場所ではないほうがいい。」
と分かった。
それだって、立派な経験です。
残された時間は、思っているより短い
ライブの最後には、
「あと15年くらいかな。」
という話になりました。
15年。
数字だけを見ると長く感じます。
でも、
お正月があと15回来たら15年。
そう考えると、
「え、そんなに少ないの?」
となる。
もちろん、15年後に何歳だからどうだ、という話ではありません。
大事なのは、
自分が自由に動ける時間を、ちゃんと意識すること。
若い頃と同じようにはいかない。
体も変わる。
仕事も変わる。
人間関係も変わる。
だったら、
「本当にやりたいことは何なのか。」
を考えながら生きていったほうがいい。
そして、できることなら、
楽しいことを増やしていきたい。
ライブを見て、
「楽しい!」
と笑える。
自分もいつか、
「誰も置いてかないぜ!」
と言えるようなことをやってみる。
そんな未来も悪くないと思います。
ジャンボ編集室より
今回の第14回を編集していて、僕が感じたのは、
「動き始めると、人生は勝手に次の展開を連れてくる。」
ということでした。
なこちゃんは、最初からすべてを計画していたわけではありません。
家事代行の仕事を続けてきた。
その経験を誰かに伝えたいと思った。
家事代行養成塾を始めようと思った。
動き始めた。
すると、
経営者に相談できる機会ができた。
新しい人とのつながりが生まれた。
フライヤーを作り直す必要が出てきた。
名刺も変わった。
これまでのお客様との関係も変化してきた。
すごいライブにも出会えた笑
そして、
「もしかしたら、これが自分のメインの仕事になるかもしれない。」
という未来まで見えてきた。
最初から全部見えていたわけではありません。
動いたから見えた。
僕は、ここがすごく大事だと思っています。
「もう少し準備してから。」
「もう少し考えてから。」
「形が完成してから。」
そうやって待っていると、いつまで経っても始まらない。
今回、なこちゃんが言っていた「寄せ豆腐」という表現も、僕は好きです。
最初は寄せ豆腐でいい。
形が完全じゃなくてもいい。
やりながら、
「これは違うな。」
「これはいいな。」
「こうしたほうがいいな。」
と少しずつ固めていけばいい。
そして、もし途中で名刺を変えたくなったら変えればいい。
フライヤーを変えたくなったら変えればいい。
仕事の比重を変えたくなったら変えればいい。
居場所が違うと思ったら、離れてもいい。
人生は、最初に決めた設計図どおりに進めなければいけないものではありません。
むしろ、
「やってみたら、次の道が見えてきた。」
くらいでいいのだと思います。
そして、今回の音楽の話。
「誰も置いてかないぜ。」
この言葉も、今回のライブ全体を象徴しているように感じました。
自分だけが前へ進むのではなく、
周りの人も一緒に楽しめる場所をつくる。
「私はこうするから、ついてきて。」
ではなく、
「一緒にやろうよ。」
と言える人になる。
家事代行養成塾も、そういう場所になったら面白い。
これまで家族のために頑張ってきた人が、
「私には何もない。」
ではなく、
「私にも、誰かの役に立てるものがあった。」
と気づく。
そして、その人がまた次の誰かを巻き込んでいく。
そうやって、少しずつ輪が広がっていく。
9月20日には、いよいよ家事代行養成塾の第0期が始まります。
今回の経営相談で、なこちゃんの「寄せ豆腐」がどんな形になって帰ってくるのか。
そして、そこからどんな新しい展開が始まるのか。
僕も楽しみにしています。
次回は9月14日、月曜日。
第15回。
また一つ、何か新しい話ができているかもしれません。
それでは、また次回。
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