下半身のことを真剣に考える『おまたぢから®講座』全国小学校必須になればいいのに。
ずっと気になっていたおまたぢから®講座を受けました。
私がこの講座を受けたいと思ったのは、講師が魅力的だったのとブログがおもしろいのはもちろん、いろんな理由がありました。
いちばんの理由は、
『思春期を迎える娘へ、明るい性教育をしたい』
です。
私が思春期の頃、性の知識は、興味ばかりが上回り、お兄ちゃんの隠していたエロ本を見て得ていました。
エロ本から得た知識って…、今なら
『そんなわけあるか!』
って言えるけど、その頃は鵜呑みにしていました。
親には体のことなど聞けず、むしろセックスのことはタブー。
大人になってから、親からかるーく下ネタを振られたときはただ戸惑いと怒りが。
『お前も大人になって色々わかっているだろう』
的な、ごまかし続けた挙げ句正しい知識を子供は持っているはず、みたいな親の無責任さにものすごく腹が立ちました。
私にとって、セックスは内緒で隠れてするもの、恥ずかしいもの、という認識でした。
親に妊娠を報告した時も、純粋に喜べないみたいな。エロいことした結果です、って報告したみたいな気持ちがあったなぁ。
おまたぢから®講座では、受精に至るまでの話から丁寧に進んでいきます。
受精の話は聞けば聞くほど、ものすごい確率の話で、今日まで無事に生きてきていることが尊いと思いました。
また、もう37歳なのに、知らなかったのが卵子の話。
胎児の頃にすでに卵子も作られているんですってー。
だから、女子を身ごもった時点で、孫の分も卵子を作ってるってことなんだって!
孫の体の元を、私が作ってるってこと。責任あるよなぁー。
毎月の排卵で、私は卵がいっこずつポンと出てくるんだと思ってたんですが、なんと、20万~50万個ある卵子の中で、毎月1000個が卵胞内でオーディションしてるって。
そして1000分の1の卵子が排卵されていて、残りの999個は体に吸収されてるって。
つまり、毎月1000個卵子を使ってる…。知らなかった!
言ってみると20万円しか持ってなくて、毎月1000円使って、受精のチャンスを待つってことだよ。しかも卵子の寿命は24時間。この尊さを知らずにいたなんて。
幾度となく、昔女子だけ集められてもらった冊子を読んだけど、わからなかった、体の仕組みがやっと、わかりました。
わからないまま妊娠出産、わからないまま37歳よ。
おまたぢから®講座、全国小学校の授業に入れたら良いのではないかなぁ。
間違った認識で営まれ続けることに私は不安を感じていましたが、娘に伝えられそうな気がします。
私の仕事は赤ちゃんとママが対象。
ママは正しい知識なく妊娠出産してるかもしれない。
このことを知ってて妊娠するのと、知らずに妊娠するのでは、赤ちゃんに対する気持ちに雲泥の差があると思います。
私も地道にたくさんの人に伝えていけたらいいなー。
それから、講座でずっと一貫していたのが、体を大切にすること。
体を冷やす生活、オーバーワークのストレス生活、交感神経ばかりが働く休まらない生活。それは全て自分次第。
このままじゃよくないよなぁと思いながらついついないがしろにしてしまう自分の体を労っていきたいと思いましたよ。
生理のことで長年悩まされてきた私ですが、それが自分の生活習慣のせいだったんだな~と。そしたらこの後は改善していく道しかないね。
また、生理の排血コントロールでは、布ナプキンを使っているおかげでほぼできてると思ってましたが、
『しめゆる®(骨盤底筋群体操)』
でチェックしてもらうと、やっぱり基礎はできてるみたい。このまま継続です。
『ナプキンをいかに汚さないかゲーム!』
って(笑)明るいなぁ。今月からもっと意識してみよう。
この時出てた格言ってか標語?が
『膣は下向き 乳首は上向き 気分アゲアゲ!』
確かに~!!!
これを意識すると姿勢もよくなるし、理想的な生理を迎えられる上に、セックスもよくなるという、おそるべき体操。これ女性全員知っとくといいよ。
そして、セックスのことって包み隠さず話すと全然エロくはならないのね。
これなら伝えられそう。
好きな人と気持ちよくなる尊いことよね。
まぁ、子作りのためだけにするわけじゃないからエロいって流れになるんだろうけど、気持ちよくなることが目的って、いいことだよね。
しかも、自分も相手も気持ちよくなれるって、セックスはそういうもの。
相手主導でもなければ自分主導でもない。
やっぱりパートナーが誰なのかって大事だな。
人間の基本的な欲求に性欲があるのに、なんでそこだけは蓋をしたりタブー視するのか。もっとオープンにすれば、性被害も性病も、中絶も、みんなみんな減るんじゃないかなぁ。
自分をないがしろにすることが、様々な悪の根源な気がする。
自分は大切にされて当たり前、って考えが浸透すればいい。それが相互になればつまらない争いとかもなくなる。
よくわかんないつまんない勉強だけを詰め込んで、いちばん大事なことはスルーしてしまう日本の教育。
ここをしっかり学べば、もっと自己肯定感から底上げできるのでは。
結局は何事もメンタルが大事ってことになるんだけど、メンタル強くするのに、前提となる自分への愛がなさすぎる。そこを無視していたら、何を学ぼうが全く意味はない。
受講できてよかったです。気づけてよかった。
おまたぢから®講座、必須授業になりますように。
今回の講師は大分から来てくれた宮永直美(なおきゃん)さん。ブログはこちらです!