【第13回】やりたいことを探す前に。「やりたくないことをやらない」という選択。
毎週月曜日にお届けしている、なこちゃんと僕のYouTubeライブ。
今回で第13回です。
いやー、もう13回ですよ。
ライブを始めてから、気がつけば3か月以上。
第1回の頃は、機材の使い方もよく分からないまま、
「これ、ちゃんとライブになってる?」
なんて言いながら始めていました。
それが今では、月曜日になると自然に、
「じゃあ今日もやりましょうか。」
となる。
こういう「当たり前」が積み重なっていくこと自体が、継続の面白さなのかもしれません。
さて、今回のタイトルは、
「やりたくないことをやらない」
です。
これ、実は僕が以前からかなり大事だと思っているテーマです。
世の中には、
「あなたのやりたいことは何ですか?」
「新しいことを始めましょう。」
「あなたの可能性を見つけましょう。」
という情報がたくさんあります。
もちろん、それはそれで素晴らしい。
でも僕は、その前にやることがあると思っています。
それが、
「やりたくないことをやめる。」
ということです。
今回のライブでは、なこちゃん自身の最近の出来事をきっかけに、
この話がかなり深いところまで進んでいきました。
「なんで私がやらなきゃいけないの?」
今回、なこちゃんが話していたのは、ある出来事をきっかけに、
「これ、もう私がやる必要ないんじゃない?」
と思ったという話。
詳しい内容は、ここでは書きません。
ただ、その出来事を通して、
「私はこれをやりたくない。」
「なんで私がやらなきゃいけないの?」
という気持ちが、はっきりしてきた。
そして、そこに自分の時間や労力を使うことが、もうできなくなった。
最初は、
「ここに居続けなきゃいけないのかな。」
「お世話になったんだから、抜けるわけにはいかないんじゃないか。」
そんなふうに考えていたそうです。
でも、最終的には、
「いや、違う。」
と決めることができた。
そして、そこから抜けるための環境も整えた。
この話を聞きながら、僕は、
「これ、実はものすごく大事なことだな。」
と思いました。
「やりたいこと」の前に「やりたくないこと」
世の中では、
「やりたいことを見つけよう。」
という話がよくあります。
でも、僕は個人的には、
その10歩、20歩くらい手前にあるものを先に整理したほうがいい。
と思っています。
つまり、
「やりたいことは何だろう?」
と悩む前に、
「そもそも、今やりたくないことをやってませんか?」
なぜなら、
やりたくないことをやりながら、やりたいことを始めても、
せっかくの「やりたいこと」が薄まってしまうからです。
仕事でも、人間関係でも、コミュニティでも、家庭でも。
「本当は嫌なんだけど……」
「みんなも我慢しているから……」
「お世話になったから抜けられない……」
そんな理由で、自分の時間を使い続けていることはないでしょうか。
今回、なこちゃんが話していたのは、まさにそこでした。
「やらない」という世界を知らない
そして、今回かなり深い話になったのが、
「やりたくないことをやらない、という選択肢を持っていない人が多い」
という話です。
ずっと我慢してきた。
ずっとやってきた。
だから、
「やらない」
という世界を知らない。
「やらなかったら、どうなるんだろう?」
という経験がない。
だから怖い。
でも、実際に「やらない」と決めてみると、
「あれ?」
となる。
なこちゃん自身も今回、
「やらないって決めたら、すごく軽くなった。」
と話していました。
これ、ものすごく重要な感覚だと思います。
やらないと決める前は、
「ああ、どうしよう。」
「言っていいのかな。」
「嫌われないかな。」
と、ずっと頭の中で考えてしまう。
でも、
「やらない。」
と決めた瞬間に、その悩み自体が消える。
もちろん、何でもかんでも「嫌だからやらない」でいいという話ではありません。
責任もあります。
約束もあります。
誰かを傷つけるようなことをしていいわけでもない。
でも、
「自分が本当にやる必要があるのか?」
を一度立ち止まって考える。
それだけでも、人生はかなり変わるのではないでしょうか。
「みんなも我慢してる」は危険な言葉
今回、もう一つ印象に残った言葉があります。
それが、
「みんなも我慢しているから。」
という考え方。
これは、かなり危険だと思います。
「みんなも我慢してる。」
「私だけじゃない。」
「だから私も我慢しなきゃ。」
でも、
「みんな」ってそもそも誰でしょう?
本当に全員が我慢しているのでしょうか。
それとも、自分が勝手にそう思っているだけでしょうか。
そして仮に、本当にみんなが我慢していたとしても、
だから自分も我慢しなければならない、という理由にはなりません。
人生の後半に入ってくると、
「みんながそうしているから。」
という理由より、
「で、私は本当はどうしたいの?」
を大切にしてもいい。
そんな話になりました。
「楽しい」がいい
今回のライブでは、「ユッキー」の話も出てきました。
この人こそ、
本当に好きなことしかやらない人。笑
そして、その人に会うと元気をもらえる。
悩んでいたことが、
「なんか、どうでもよくなってきた。」
と思えてしまう。
そんな存在だそうです。
もちろん、なこちゃん自身が突然、
「よし!明日からユッキーみたいに生きよう!」
となるわけではありません(笑)。
「それは私じゃない。」
とも言う。
この感覚も大事だと思います。
誰かの生き方を、そのまま真似する必要はない。
でも、
「この人といると楽しいな。」
「この人みたいに、自分の好きなものを大事にして生きられたらいいな。」
と思える人に出会う。
それだけでも、自分の人生を考えるきっかけになります。
結局、
楽しいほうがいい。
これに尽きるのかもしれません。
9月20日、家事代行養成塾が始まります
そして、9月に入りました。
ということは、
家事代行養成塾の開校が目前です。
第0期は9月20日スタート予定。
現在、5名を募集しています。
ここから先は、実際にどんな方が来てくださるのか。
そして、どんな出会いが生まれるのか。
僕も楽しみにしています。
なこちゃん自身も、
「どんな人に来てほしいか」
を改めて話していました。
その対象として考えているのが、
中年の専業主婦の方。
特に、45歳〜60代くらいの女性です。
「私には社会経験がない」と思っている人へ
なぜ、その年代の専業主婦なのか。
ここには、なこちゃんがずっと言い続けている考え方があります。
専業主婦として長く家庭を支えてきた人の中には、
「私は仕事をしてこなかった。」
「履歴書に書けるような経歴がない。」
「社会的な価値がない。」
そんなふうに感じている人がいるかもしれません。
でも、
本当にそうでしょうか?
家族のために、
毎日ご飯を作って。
掃除をして。
洗濯をして。
子どもの予定を管理して。
急なトラブルにも対応して。
家族の体調を気にして。
学校行事にも対応して。
家の中を回してきた。
それは、れっきとした経験です。
しかも、1年や2年ではありません。
何年も、何十年も続けてきた。
なこちゃんは、
「会社に勤めるだけが仕事じゃない。」
と言います。
家事や家庭を支えてきた経験そのものが、
社会経験になる。
だから、その経験を「家事代行」という仕事で他の家庭に活かせばいい。
これは、今回のライブでもかなり強く語られていました。
「全部正解だった」と思える瞬間
そして、ここが今回、僕が一番好きだった部分です。
家事代行の現場に行くと、
「今日までやってきたことが、全部正解だった。」
と思える瞬間がある。
例えば、
「これもやってきた。」
「これもできる。」
「これも家族のためにやってきた。」
それが、そのままお客様の役に立つ。
しかも、目の前で
「ありがとう。」
と言ってもらえる。
そして、その対価としてお金をいただける。
これは、すごいことです。
「今まで私は何をしてきたんだろう。」
ではなく、
「私、こんなにいろんなことができたんだ。」
と気づける。
家事代行という仕事が、単なる「家事の仕事」ではなく、
自分のこれまでの人生を肯定してくれる仕事
になる可能性がある。
僕は、ここにこの家事代行養成塾の大きな価値があると思っています。
「得意なこと」が、本人には見えない
そして後半は、さらに面白い話へ。
家事代行の仕事を始めるとき、
「自分のセールスポイントは何ですか?」
と聞かれても、
「分かりません。」
となってしまう人が多い。
なぜか。
それは、
何でもできるから。
これ、すごく面白い話だと思いませんか?
あまりにも当たり前にできるから、
「こんなの、誰でもできるでしょう。」
と思ってしまう。
だから、セールスポイントにならないと思ってしまう。
でも、実際には違う。
例えば、
「果物をむくのが得意です。」
これだって立派なセールスポイント。
「洗濯物を畳むのが早いです。」
これだって立派。
「詰め替え作業が得意です。」
これも立派。
「唐揚げが得意です。」
これはもう、なこちゃんの場合はかなり強烈なセールスポイントです(笑)。
年間何百回作っているのか分からないくらい、唐揚げを作っている。
もはや、
「鶏肉を見たら唐揚げと思え。」
くらいのレベル(笑)。
でも、それだけ作っているからこそ、
「唐揚げを美味しく作れる。」
という明確な強みになるわけです。
「そんなことがセールスポイントに?」
ここが、専業主婦の方にとっては一番大きなポイントなのかもしれません。
本人からすると、
「果物をむくくらい……。」
「洗濯物を畳むくらい……。」
「唐揚げくらい……。」
と思ってしまう。
でも、お客様からすると、
「それ、やってほしかったんです!」
となる。
例えば、家に果物を買ってある。
桃。
梨。
スイカ。
メロン。
でも、
「食べたいけど、むくのが面倒。」
「切る時間がない。」
という家庭はあります。
そこへ家事代行スタッフが来て、
「むいておきましょうか?」
と言ってくれる。
お客様は、
「お願いします!」
となる。
そして、むいてもらった果物が食卓に並ぶ。
それだけで、
食卓がちょっと豊かになる。
家族がちょっと嬉しくなる。
これも立派な「人を助ける仕事」です。
「家事が仕事になるなんて思わなかった」
実は、なこちゃん自身も最初は、
「家事が仕事になるなんて、そんなわけない。」
と思っていたそうです。
だって、家事は毎日やっている。
みんなやっている。
だから、
「こんなの、お金になるの?」
と思ってしまう。
でも、
なるんです。(笑)
必要としている人がいるから。
自分にとっては当たり前でも、誰かにとっては、
「それをやってもらえると、本当に助かる。」
ということがある。
これは家事に限った話ではありません。
自分にとって「当たり前」のことが、他の人から見たら「すごいこと」だったりする。
だから、
「こんなの誰でもできる。」
と自分で決めつけないこと。
これが、とても大切なのだと思います。
家事代行という仕事の、もう一つの魅力
今回、収入や働き方についても話しました。
例えば1時間5,000円で、1日2時間。
それを20日働けば20万円。
もちろん、実際には交通費や経費、税金などもありますし、地域や条件によって違います。
だから単純に、
「誰でもこれだけ稼げます。」
という話ではありません。
でも、
自分で仕事の量を調整できる。
というのは大きな魅力です。
朝から仕事をして、お昼前に終わる。
午後からは、
テニスに行ってもいい。
プールに行ってもいい。
カラオケに行ってもいい。
バンド活動をしてもいい。
なこちゃん自身も、仕事の合間にカラオケへ行こうかな、なんて話をしていました(笑)。
もちろん、働きすぎれば疲れます。
このあたりも、ぜひ「自分の身体と相談しながら」ということで。
ジャンボ編集室より
今回の第13回を編集していて、僕が一番強く感じたのは、
「自分の価値は、自分では見えにくい。」
ということでした。
自分にとって当たり前のことは、
「こんなの誰でもできる。」
と思ってしまう。
でも、その「当たり前」を必要としている人がいる。
果物をむいてほしい。
洗濯物を畳んでほしい。
家をきれいにしてほしい。
料理を作ってほしい。
話を聞いてほしい。
そして、
「今日も大変でしたね。」
と言ってほしい。
そういう小さな「助かった」の積み重ねが、家事代行という仕事なのだと思います。
そして、もう一つ。
今回のタイトルである、
「やりたくないことをやらない。」
これは、単なるわがままではありません。
人生の後半に入ったからこそ、
「これは本当に私がやる必要があるのか?」
と、一度立ち止まって考える。
誰かに嫌われないために続けていること。
「みんながやっているから」という理由だけで続けていること。
「お世話になったから」と、自分を縛っていること。
そういうものを一つずつ手放していく。
すると、その空いたところに、
「本当に自分がやりたいこと」
が入ってくるのかもしれません。
やりたいことが見つからないなら、
まず、
「これはもうやりたくない。」
から始めてもいい。
僕は、これくらいでいいと思っています。
そして、家事代行養成塾も、実はその延長線上にあるのかもしれません。
「私は何もしてこなかった。」
と思っている人に、
「いやいや、あなたは今日まで、ものすごいことをやってきたんですよ。」
と伝える。
そして、
「それを誰かの役に立ててみませんか?」
と提案する。
新しい何かを無理やり身につけるのではなく、
すでに持っているものを見つけ直す。
そして、それを仕事にしてみる。
そんな人が一人でも増えたら、面白いことになると思っています。
さて、9月20日の開校まで、もうすぐ。
第0期には、どんな方が来てくださるのでしょうか。
そして、その方たちは自分の中にどんな「当たり前の強み」を持っているのでしょうか。
僕も、今から楽しみにしています。
次回、第14回YouTubeライブもお楽しみに!
ご自宅のこと、家事のこと、ひとりで抱え込まず、お気軽にご相談ください♪
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