【第12回YouTubeライブ文字起こし】家事代行は「家事をする仕事」ではなく「大丈夫」を届ける仕事。

毎週月曜日にお届けしている、なこちゃんとけんじのYouTubeライブ。

今回で第12回です。

こうして毎週やっていると、月曜日が来るのが本当に早い。

「もう月曜日だね!?」

なんて言いながら始まる、毎回のライブ。

今回は、いつもの近況報告から始まりました。

千葉港のケーズハーバーで盆踊りのお手伝いをしたり、音楽活動を通じて新しい人と出会ったり。

8月20日に52歳の誕生日を迎えたぼく、なんとなこちゃんが「けんじの生誕地を巡る」という企画をしてくれました(笑)。

半世紀以上前の記憶をたどりながら、自分が生まれ育った場所を改めて歩いてみる。

懐かしい場所もあれば、すっかり変わってしまった場所もある。

でも、こういう機会がなければ、わざわざ自分の過去を振り返ることなんて、なかなかありません。

そして、

「こういう機会があると、お母さんへの感謝も改めて感じるよね。」

という話が出ました。

自分が生まれた場所を巡るということは、ある意味で「自分がここまで生きてきた時間」を振り返ることでもある。

そんな話から始まった第12回でした。

子どもの成長は、近くにいるほど見えにくい

今回、特に印象に残ったのは、家事代行の現場で見ている「子ども」の話です。

お客様のお子さんの誕生日に、お祝いの場へ顔を出した。

保育園のお迎えにも一緒に行った。

そこで改めて、

「子どもが大きくなる時間って、本当に短いんだな。」

と感じたそう。

親にとっては毎日のこと。

朝起きて、

ご飯を食べさせて、

保育園へ送り、

仕事をして、

迎えに行って、

また家事をする。

毎日があまりにも忙しいから、その一日一日の変化には気づきにくい。

でも、少し離れたところから見ているなこちゃんには、それがよく見える。

「この時間って、本当に短くて尊いんだ。」

そう感じたからこそ、

「この子育て世代を助けていかなきゃいけない。」

という思いが、また強くなったそうです。

これは、家事代行養成塾の根っこにあるものなのだと思います。

単純に「掃除や料理を仕事にしましょう」という話ではない。

その先にいる、

頑張りすぎている家庭を助ける。

そこまでが、この仕事なのです。

9月20日まで、あと27日

そして、いよいよ家事代行養成塾の話へ。

収録時点で開校予定の9月20日まで、あと27日。

現在、このおりとなおこ公式サイトで「けんじ編集」として毎日記事を書いています。

この時点で、なんと41本目。

毎日一つずつ記事を積み上げながら、少しずつ家事代行養成塾の考え方を外へ届けています。

ただ、今回改めて思ったのは、

「たくさん集めればいい」という話ではない。

ということ。

必要としている人に届けばいい。

「誰でも彼でも来てください」という塾ではない。

なこちゃんが伝えたいことを必要としている人に、ちゃんと届く。

そのほうがよっぽど大切です。

「資格より人柄、社会経験より家事経験」

家事代行養成塾について改めて説明がありましたが、

そのコンセプトは、

「資格より人柄、社会経験より家事経験」

これ、かなり特徴的だと思います。

家事代行という仕事を始めるとき、

「何か資格が必要なのかな?」

と思う人は少なくないでしょう。

でも、なこちゃんが見ているのは、そこではありません。

今日まで家族のために、

料理をしてきた。

掃除をしてきた。

洗濯をしてきた。

子どもの突然の要求にも対応してきた。

学校のプリントを忘れられても、なんとかしてきた。

「明日お弁当がいる!」

と夜遅く急に言われても、なんとかしてきた。笑

そういう経験こそが、家事代行の現場では大きな力になる。

「3000回やった人」の感覚

なこちゃんは、自分が家事をしてきた回数を、

「3000回くらい」

と表現していました。

毎日の段取り。

料理を作る順番。

片付けるタイミング。

キッチンでどう動けば効率がいいのか。

それを何千回も繰り返しているから、もう考えなくてもできる。

いわば、

「呼吸するように家事ができる。」

という状態です。

もちろん、これを今から10年かけて身につけてもらうわけにはいきません。

だからこそ、現場で培ってきた、

「こういうところに気をつけるといいよ」

という経験を、これから家事代行を始めたい人に伝えていく。

それが養成塾の役割です。

家事代行で一番大事なのは「距離感」

今回、かなり具体的で、そして重要な話がありました。

それが、

「お客様の家に踏み込みすぎない」

ということ。

家事代行という仕事は、他人の家の中に入ります。

しかも、普通ならあまり人に見せないような生活空間へ入る。

だからこそ、距離感がとても重要になります。

例えば、

「ご主人は何時に帰ってきますか?」

という質問なら、仕事上必要な場合があります。

でも、

「ご主人はどこに勤めているんですか?」

「年収はいくらですか?」

となると、話は別。

必要のない情報まで聞いてしまうと、お客様からすると、

「なんでそんなこと聞くの?」

となってしまう。

「聞いてはいけない」という単純な話ではなく、

「そもそも、そこまで聞く必要がない。」

ということ。

これ、家事代行の仕事をするうえで、とても重要な感覚だと思います。

「初心者です!」を前面に出さない

さらに面白かったのが、

「初心者ぶってはいけない。」

という話。

もちろん、初めて仕事をすること自体は悪くありません。

誰だって最初は初心者です。

でも、お客様からすれば、

「今日が初めてなんです。」

「何も分からないんです。」

という情報は、別に欲しくない。

お客様は、

「あなたに助けてもらいたい。」

と思ってお金を払っているからです。

だからこそ、

「初めてなので何もできません。」

ではなく、

「大丈夫ですよ。」

と言える人であること。

ここに、なこちゃんが考える家事代行の本質があります。

専業主婦が持っている、とても大きな力

今回のライブで、僕が一番「これはもっと広めたほうがいい」と感じたのが、この話でした。

専業主婦として長年家族を支えてきた人は、

「大丈夫」を知っている。

子どもが、

「明日これが必要!」

と深夜に突然言い出す。

学校の書類を忘れる。

お弁当が必要になる。

何かを買わなければならない。

予定が変わる。

それでも、

「はいはい、分かった。」

と言いながら、なんとかしてきた。

何度も何度も、そういうことを経験してきた。

だから、

「大丈夫かな?」

と聞かれたときに、

「大丈夫ですよ。」

と言える。

それは、単なるポジティブ思考ではありません。

何度も「なんとかしてきた」という実体験から生まれた安心感です。

「今日までやってきたこと」が、仕事になる

家事代行養成塾をなこちゃんが作りたい理由は、ここにあるのだと思います。

専業主婦として、

「家事なんて誰でもできる。」

「私は何もしていない。」

「仕事をしていないから、何のキャリアもない。」

そんなふうに感じている人がいるかもしれない。

でも、違う。

今日まで家族を支えてきた。

毎日ご飯を作った。

家の中を整えた。

子どもを育てた。

突然のトラブルにも対応してきた。

それは全部、

「人の暮らしを支える能力」

です。

しかも家事代行の現場に行けば、

「ありがとうございます。」

「本当に助かりました。」

と、直接言ってもらえる。

今まで当たり前だと思っていたことが、

「あなたのその経験が、誰かを助けています。」

と目に見える形になる。

これは、かなり大きなことだと思います。

家事代行は「コスパ」で測れない

そして後半、SNSでよくある、

「家事代行を使うのと、お惣菜を買うのと、どっちがコスパがいい?」

という話題にもなりました。

なこちゃんは、かなりはっきり言います。

「そんな単純な比較じゃない。」

僕も同感です。

家事代行で料理を作ってもらう。

その料理には、

栄養だけではなく、

「美味しくなりますように」

という気持ちまで入っている。

そして料理を作ってもらっている間に、

自分は子どもと過ごせる。

仕事に集中できる。

少し休める。

家族で食卓を囲める。

そして何より、

「今日も頑張っていますね。」

「よく頑張りましたね。」

と声をかけてもらえる。

これを「一食いくら」とだけ計算するのは、あまりにももったいない。

家事代行の価値は、

家事そのものの価格だけでは測れない。

そこには、

時間。

安心。

健康。

家族との時間。

そして、人から労ってもらうこと。

そういうものが全部含まれています。

「安心の元」になる仕事

そして今回、僕が一番好きだった表現があります。

家事代行で働く人が、

「その家の安心の元になる。」

という話。

家庭では、お母さんが「インフラ」のようになっていることがあります。

家族からすると、いて当たり前。

やってくれて当たり前。

だから、あまり感謝されない。

でも家事代行として別の家庭に入れば、

「ありがとうございます。」

「助かりました。」

と、毎回言ってもらえる。

今日まで自分が培ってきたものが、

誰かの家庭を支えている。

その実感を持てる。

これは、とてもやりがいのある仕事だと思います。

「仲良くなる」と「友達になる」は違う

ここも、家事代行という仕事を考えるうえで重要な話でした。

お客様と仲良くなることはある。

子どもの成長を一緒に喜ぶこともある。

いただいた梨を、

「これ、よかったらどうぞ。」

と分けてもらうこともある。

でも、

お客様と友達になるわけではない。

あくまで仕事としての関係性は保つ。

そのうえで、人として温かい関係を築く。

この「距離感」があるからこそ、長く続けられる。

家事代行は、人の家に入る仕事だからこそ、

近すぎてもいけない。遠すぎてもいけない。

この絶妙な距離感も、経験からしか身につかないものなのだと思います。

「資格」があっても、それだけでは足りない

そして今回、少し重たい話題にも触れました。

家事支援に関する資格制度についてです。

ここでは、まだ国から正式に詳細が発表されたわけではない情報も含まれているため、

今回のライブでは「資格ができる・できない」を断定することはしませんでした。

僕自身も、

「一次情報しか信じない。」

という方針で、今後も正式な情報を確認していくつもりです。

ただ、一つだけ今回のライブで明確に感じたことがあります。

仮に資格ができたとしても、

資格を持っている=良い家事代行スタッフ

ではありません。

お客様の家に入ったとき、

「こんにちは。」

とすすんで挨拶できるか。

相手の気持ちを考えられるか。

踏み込んではいけないところを理解できるか。

必要以上に自分の話をしないか。

困っている人に、

「大丈夫ですよ。」

と言えるか。

これは資格とは別の次元の話です。

「私が教える」というより、「あなたが持っているものを見つける」

そして、第12回の最後。

今回のライブを象徴するような言葉が出ました。

「私の教えることって、あるようでない。」

なぜなら、

家事代行を目指して来る人たちは、

もうすでにたくさんのものを持っているから。

今日まで家族を支えてきた経験。

家事の経験。

子育ての経験。

人間関係で悩んだ経験。

失敗した経験。

いろいろなことを乗り越えてきた経験。

それを、

「見つけてもらう。」

それが養成塾なのかもしれません。

だから、肩に力を入れすぎなくてもいい。

「私なんかにできるかな。」

と思っている人こそ、

一度話をしてみればいい。

資格がない。

経験がない。

そんな相談でもいい。

まずは、

「私はこんな感じなんですけど……」

と話してみる。

そこから始めればいい。

ジャンボ編集室より

今回の第12回を編集していて、僕が一番強く感じたのは、

「家事代行は、家事の代行ではない。」

ということでした。

もちろん、掃除をする。

料理を作る。

洗濯をする。

それも仕事です。

でも、それだけではない。

お客様の家に入って、

「大丈夫ですよ。」

と言える。

「今日もよく頑張りましたね。」

と言える。

子どもの成長を一緒に喜べる。

家族が少し笑顔になる。

ママが少し休める。

夫婦が少し余裕を取り戻せる。

その家庭に、

「安心」を持っていく。

これが、家事代行なのだと思います。

そして、だからこそ、

「今日まで専業主婦をやってきた。」

という経験が、決して「何もしてこなかった時間」ではない。

むしろ、

誰かの暮らしを支えるための経験を、何千回も積んできた時間。

そう考えると、見える景色が変わります。

家事代行養成塾は、何か新しいものをゼロから身につける場所というより、

「あなたがすでに持っているものを、仕事として使える形に編集する場所」

なのかもしれません。

僕は、この部分にかなり可能性を感じています。

9月20日の第0期開校まで、あと27日。

ここから、また一人でも多くの「必要としている人」に、この考え方が届いていけばいいなと思っています。

そして第12回まで続いてきたこのライブも、

「何か特別なことをしなければ続かない」のではなく、

毎週その時に感じたことを話しているから続いている。

そんな気がします。

次回は8月31日(月)20時。

またどんな話が飛び出すのか。

僕も楽しみにしています。


ご自宅のこと、家事のこと、ひとりで抱え込まず、お気軽にご相談ください♪

━━━━━━━━━━━━

\ 家事代行のお仕事に興味はありませんか? /

家事代行養成塾 第0期受付中!

まずは60秒でできる診断からお気軽にどうぞ♪

家事代行お仕事診断はこちら

━━━━━━━━━━━━

■ 紹介制家政婦 おりとなおこ

ホームページ
お問い合わせ
Instagram