【YouTubeライブ 第17回】講演家への道。結局、私は「人と話すこと」が好きなんだ

毎週月曜日20時から続けている、なこちゃんとのYouTubeライブ。

気がつけば今回で第17回です。

……と、書き始めたところで、実は今回のライブ中に「第16回」として配信していたことが判明しました。

二人とも気づかないまま、40分ほど普通に話していたという、なんともぼくたちらしいスタートです。笑

そんな第17回のタイトルは、

「講演家への道」

ただ、今回の話を最後まで聞いてみると、単純に「講演家になろう」という話ではありませんでした。

むしろ見えてきたのは、

「私は、結局、人と話すことが好きなんだ」

という、なこちゃん自身の原点だったように思います。

災害の中でも、仕事は続いていく

今回のライブは、まず千葉県を襲った大雨や土砂災害の話から始まりました。

なこちゃんが住む地域では内房線が止まり、道路も一部で大きな被害が出ていました。

実際に山肌が削られている場所や、土砂崩れの現場も身近にあり、作業をしている人たちの安全まで心配になるような状況。

鉄道が長期間止まることで、通勤や子どもの送迎、仕事への移動など、普段なら当たり前にできていたことが一気に難しくなります。

そんな中でも、なこちゃんには新しいお客様からの依頼が入り、仕事の予定は続いていく。

「大変なことは大変。でも、仕事をいただけていることはありがたい」

そんな感覚が伝わってきました。

そして、この状況をきっかけに、

「今まで当たり前だと思っていたことを、見直すタイミングなのかもしれない」

という話にもなりました。

毎日普通に電車が走る。

道路を通れる。

予定どおりお客様のところへ行ける。

それは決して当たり前ではない。

誰かが無理をして支えていたものなのかもしれない。

災害という大きな出来事の中で、そんなことを考えさせられる一週間でした。

「講演家への道」の最初の一歩

そんな一週間の中で、もう一つ、新しい動きがありました。

市原市の施設で、今後講演会などができるかもしれない。

その可能性につながる人とのご縁ができたのです。

まだ「講演が決まった」という話ではありません。

でも、こういうものは最初から完成形が見えるわけではありません。

誰かと出会い、

「こういうことをやっています」

と自分のことを話す。

すると、

「それなら、こんなことができるかもしれませんね」

という新しい可能性が生まれる。

今回も、まさにその入口でした。

なこちゃんが考えていたのは、料理教室のような形もその一つ。

料理を教えること自体が目的というより、

ワンオペ育児で頑張っている人の助けになり、

その中で「おりとなおこ」という人を知ってもらい、

家事代行という選択肢にもつながっていく。

そんな流れです。

ここで面白いのは、

「料理教室をやったことがあるから開催する」

ではないところです。笑

まだ経験していない。

でも、やってみたい。

だから、やってみる。

そんな姿勢でした。

「料理教室をやりたいんだっけ?」問題

ただし、ここでいつものなこちゃんが出てきます。

「じゃあ、料理教室をやる場所をどんどん探しましょう」

という話になると、

「……私、料理教室やりたいんだっけ?」

となる。

これ、今回かなり笑いました。

新しい可能性が見つかる。

やってみる。

誰かに話す。

するとまた別の可能性が見えてくる。

そして、

「そもそも私、何がやりたいんだっけ?」

と戻ってくる。

でも、これは迷走しているというより、

いろいろ試しているからこそ起きることなのかもしれません。

実際、今回のライブでも

「料理教室」「講演」「占い」「暦読み」「YouTube」「対談動画」など、

さまざまな話が出てきました。

一見するとバラバラです。

ところが、話を聞いていると、どうも全部に共通しているものがあります。

それが、

「人と話すこと」

でした。

「話を聞く人」だった

今回、ぼくが一番印象に残ったのはここです。

なこちゃんは、家事代行の仕事をしながら、お客様の話をかなり聞いている。

掃除をする。

料理をする。

家事をする。

そして最後に少し座って、お客様と話す。

その時間が面白いというのです。

お客様が持っている知識や経験、好きなこと、仕事のこと。

自分が知らない世界の話を聞く。

「この人、面白いな」

と思う。

そして、

「普通にこの人とお茶したいな」

と思う。

それがなこちゃんにとっての家事代行でもある。

もちろん、家事代行なので家事はします。

でも、それだけではない。

人の家に入り、その人の生活に触れ、その人の話を聞く。

もしかすると、なこちゃんが提供している価値は、

家事そのものだけではないのかもしれません。

一人で話し続ける「講演」は、ちょっと違う

だからこそ、講演家への道という話になったときに、少し面白い違和感が出てきました。

なこちゃんは、ずっと一人で話し続けるスタイルに、どうもしっくり来ていない。

家事代行養成塾の教材を作ったときには、一人で話し続ける動画も作りました。

でも、

「やっぱり対話で進んでいきたい」

という感覚が残った。

一人で、

「今日はこれについて話します」

「結論はこうです」

と進めていくよりも、

誰かに質問してもらう。

それに答える。

そこからまた話が広がる。

その方が自分らしい。

これは、このYouTubeライブそのものが証明しています。

最初から台本があるわけではありません。

「今日はこれを話しましょう」

と綿密に打ち合わせをしているわけでもありません。

それでも17回続いている。

話しているうちに、次の話が出てくる。

コメントが入れば、そこからまた話が広がる。

そして気づけば1時間。

今回も、まさにそうでした。

「一つに絞らなきゃいけない」違和感

そして後半、かなり大事な話が出てきました。

「やりたいことがいっぱいあるなら、一つに絞った方がいい」

という考え方があります。

何屋さんなのか分からない。

「○○といえば、この人」と言われるようになった方がいい。

紹介するときにも、一言で説明できる方がいい。

確かに、そういう考え方には合理性があります。

でも、ぼくたちは今回、そこにあえて疑問を投げかけました。

「別に、一つに絞らなくてもいいんじゃない?」

と。

やりたいことがあるなら、やればいい。

商品にしたいなら、商品にすればいい。

ライブをやりたいなら、ライブをやればいい。

料理をやりたいなら、料理もやればいい。

話をしたいなら、話をすればいい。

一つしか選べないと思うから苦しくなる。

だったら、全部やってみればいい。

そんな話になりました。

最後は「人」なのかも

そして、この話はAIにもつながりました。

AIは便利です。

私自身も、毎日のようにAIを使っています。

調べる。

考える。

文章を作る。

アイデアを整理する。

仕事を効率化する。

AIによってできることは、これからも増えていくでしょう。

でも、なこちゃんが言った言葉が印象に残りました。

「最後は、人じゃないとダメなんじゃないのかな」

AIに手相を見せたら、いろいろなことを教えてくれる時代が来るかもしれない。

でも、

「誰かに話を聞いてほしい」

という気持ちは、別のものなのではないか。

家事代行も同じです。

AIに「今日の夕飯を考えて」と頼むことはできます。

でも、実際に家に来て、

「最近どうですか?」

と聞いてくれる人がいる。

子どものことを話せる。

仕事の愚痴を聞いてもらえる。

自分でも気づいていなかったことを、誰かと話すことで整理できる。

そこには、人間同士だから生まれる価値があります。

そして、それはぼくたちがこのライブを続けている理由にも、少し似ている気がします。

結局これも「講演家への道」なのかも

今回、改めて思いました。

なこちゃんは「講演家になりたい」のかもしれません。

でも、もしかしたらそれだけではない。

誰かの前に立って、一方的に話したいわけではない。

自分の経験を伝えたい。

誰かの話も聞きたい。

そこから一緒に考えたい。

そして、できればその人の人生が少し楽になったり、

何か新しい選択肢を見つけたりしてほしい。

それが、

家事代行だったり、

料理教室だったり、

YouTubeだったり、

対談だったり、

もしかしたら講演だったり、

あるいは、まだ名前のついていない何かだったりする。

だから今は、無理に一つに決めなくてもいいのかもしれません。

実際、今回のライブだってそうです。

タイトルは「講演家への道」。

でも話していたのは、災害のこと、電車のこと、料理教室、占い、手相、AI、家事代行、ギター、ライブ、合唱祭……。

ものすごくいろんなところへ飛びました。

それでも最後には、ちゃんと一つのところへ戻ってきました。

「人と人が話すことって、やっぱり面白いよね」

というところへ。

ジャンボ編集室より

今回の第17回を編集していて、一番面白かったのは、

「講演家への道」

というタイトルなのに、最後まで聞いてみると、

講演家になるための具体的なノウハウの話がほとんど出てこなかったことです。

でも、だからこそ面白い。

彼女が何をしたいのかを話しているうちに、少しずつ輪郭が見えてきたからです。

料理教室をやりたい。

講演もしてみたい。

占いも面白い。

暦読みも伝えてみたい。

YouTubeもやりたい。

対談も好き。

そして家事代行では、お客様の話を聞くのが楽しい。

一見すると、全部バラバラです。

でも、その奥にあるものを一つだけ取り出すと、

「人の話を聞いて、その人と一緒に何かを考えること」

なのではないでしょうか。

これは、家事代行にも通じています。

家事を代わりにやる。

それだけなら、作業として説明できます。

でも実際には、その家に住んでいる人の生活があり、悩みがあり、

家族がいて、その人にしかない人生がある。

そこに入っていくからこそ、単なる「掃除」「料理」では終わらない。

そして、彼女自身がその人の話を面白がって聞く。

だから、お客様との関係も続いていく。

今回のライブを聞いていて、私は「講演家への道」というより、

「おりとなおこ、どこへ行く?」

という物語を見ているような感覚になりました。

でも、それでいいんだと思います。

最初からゴールを決めなくてもいい。

やってみて、違ったらやめてもいい。

面白かったら続ければいい。

新しい人と出会ったら、そこからまた何かが始まる。

そして何より、

「一つに絞らなきゃいけない」

と決めつけなくてもいい。

やりたいことが複数あるなら、複数あっていい。

そんな時代になってきたのかもしれません。

そして、AIがどんどん進化していく今だからこそ、

「人と人が話す」

という、ものすごく原始的で、ものすごく人間らしいことの価値が、逆に大きくなっていくのかもしれません。

今回のライブも、予定調和ではありませんでした。

話があっちへ行き、こっちへ行き、途中でタイトルの回数まで間違え(笑)、コメントが入ればそこからまた話が広がる。

でも、そうやって予定していなかった話の中から、本人も気づいていなかった「やりたいこと」が見つかる。

それが、このライブの面白さなのだと思います。

第17回。

「講演家への道」というタイトルの答えは、まだ出ていません。

でも、

「私は、人と話すことが好きなんだ」

という答えは、少し見えてきた。

それだけでも、十分に大きな一歩なのではないでしょうか。

次回は10月5日(月)20時。

さて、今度はどこへ話が飛んでいくのでしょうか。

また一緒に、見届けたいと思います。

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