【YouTubeライブ 第16回】家事代行養成塾、ついにスタート。伝えるって、相手の目線まで降りること

毎週月曜日20時からお届けしている、なこちゃんとのYouTubeライブ。

今回で、なんと第16回です。

そして今回は、いつもと少し違います。

なんといっても、9月20日に「家事代行養成塾」が正式にスタートしました。

これまで準備してきたものを、ようやく

「ここからどうぞ」と世の中に出せるところまで持ってくることができました。

「やっと言えるようになった」

今回のなこちゃんから出てきた、この感覚がとても印象的でした。

家事代行養成塾は、これから随時受講生を募集していきます。

つまり、ここからが本当のスタートです。

家事代行を使っているのは、実は「若い世代」

今回のライブで、かなり大きな気づきがありました。

それは、

「家事代行を実際に利用している人って、誰なの?」

という話です。

以前、守成クラブでいろいろな方と話していたとき、

「家事代行を使いたい人って、40代〜50代くらいの富裕層なんじゃないですか?」

というイメージを持たれていることがあったそうです。

たしかに、なんとなくそう思う人は多いかもしれません。

ところが、実際に12年間、約3,000件の現場を見てきた経験からすると、まったく違う。

実際のお客様は、子育て中の若い世代が多い。

特に28歳〜38歳くらいの方が多いという話でした。

つまり、

「家事代行を使いたい人」

と聞いて、私たちが勝手に想像している人物像と、実際のお客様がズレている可能性があるわけです。

これは、かなり重要な話です。

「自分たちが知っていること」は、世の中の常識ではない

家事代行を仕事にしているなこちゃんにとっては、

「家事代行を利用する」

ということは、もう日常です。

だから、ついつい「みんな知っているもの」として話してしまう。

でも、そうじゃない。

家事代行そのものを知らない人もいる。

家事代行を知っていても、

「自分みたいな若い人が使っていいの?」

と思っている人もいるかもしれない。

逆に、私たちの世代になると、

「人を家に入れるのはちょっと抵抗がある」

と感じる人もいる。

一方で、若い世代はスマートフォンを使って、

アプリでいろいろなサービスを利用することに、それほど抵抗がない。

「便利ならまずは使ってみよう」

という感覚が自然にある。

ここには、世代による価値観の違いがあります。

だからこそ、

「家事代行を使っているのは、実はこんな若い世代なんですよ」

という情報そのものを、もっと伝えていく必要がある。

これは今回のライブの中でも、かなり重要な発見だったと思います。

ペルソナを間違えると、その先が全部ズレる

そこから話は「ペルソナ」という言葉に移っていきました。

マーケティングではよく出てくる言葉です。

「誰に向けて商品を届けるのか?」

を具体的に考えるためのもの。

でも、ここで大事なのは「ペルソナという言葉を知っているか」ではありません。

実際に、

「あなたのお客様は誰なの?」

をちゃんと知っているかどうかです。

実際に3,000件近くの現場を経験してきたなこちゃん、

だからこそ、机の上で想像した「家事代行を使いそうな人」ではなく、

「実際に自分のところへ依頼してくれた人」

という事実があります。

これはものすごく強い。

マーケティング用語をいくら覚えても、実際のお客様を見ていなければ、どこかでズレる。

逆に、現場を知っていれば、難しい言葉を知らなくても、本当のお客様が見えてくる。

今回の話は、そんなことを改めて考えさせてくれました。

「説明はいいから、やれるようにしてくれ」

そして、今回もう一つ強烈だったのが、AIの話です。

最近、AIについていろいろ相談するようになっているなこちゃん、

「チャッピーに相談しまくっている」という話も出てきました(笑)。

でも、そこで出てくる、

「課金してください」

とか、

「今日はここまでです」

とか、

そういう表示を見ても、

「そもそも、何に課金するの?」

となってしまう。

AIに詳しい人からすれば、

「これはこういうサービスで、こういうプランがあって……」

と説明できる。

でも、初めて触る人にとっては、その説明自体がもう難しい。

そこで出てきた、名言があります。

「説明はいいから、やれるようにして!」笑

お客様は「仕組み」が欲しいとは限らない

たとえば、車を買うとき。

エンジンが何馬力で、どんな素材が使われていて、どんな技術が搭載されていて……。

そういう情報が好きな人もいます。

ぼくけんじは、どちらかというとそういう話が好きです(笑)。

でも、なこちゃんはまったく違う。

「走るんでしょ?」

それでいい。笑

この違いは、どちらが正しいという話ではありません。

必要としている情報が違うだけです。

同じように、AIの仕組みを詳しく知りたい人もいれば、

「それ、私にも使えるようにしてくれるの?」

という人もいる。

そして、なこちゃんは後者。

「自分で全部設定して使いこなしたい」

ではなく、

「使える状態にしてもらえれば、それを使いたい」

なのです。

これはITだけの話ではなく、

あらゆるサービスに当てはまります。

「分からない人」が目の前にいることを忘れない

今回、ぼくが一番考えさせられたのはここでした。

ある分野に詳しくなると、

その分野では「当たり前の単語」がどんどん増えていきます。

「ペルソナ」

「BtoB」

「BtoC」

「AI自動化」

「広告運用」

「スペック」

知っている人同士なら、これらの言葉だけで話が進みます。

でも、その場に「それ、何?」という人がひとりでもいたら、

本当はそこで立ち止まったほうがいい。

なぜなら、その人こそが「お客様」かもしれないからです。

先日なこちゃんが参加した守成クラブでも、

いろいろなビジネス用語が飛び交う。

周囲には会社経営をしている人も多い。

きちんとした名刺や立派なチラシを持っている人もいる。

その中で、

「自分はまだまだなのかな」

と感じてしまう。

でも、そこで大事なのは

「自分がどれだけビジネス用語を知っているか」

ではありません。

目の前にいる人に、自分が提供できる価値をきちんと伝えられるか。

それだけです。

自己紹介の「90文字」を、もっと使っていい

そんな話から、サイトの自己紹介欄の話にもなりました。

90文字くらい書けるスペースがあるのに、

10文字、20文字くらいで終わっている人がいる。

「新しい会社です。よろしくお願いします」

だけでは、

「で、何の会社なの???」

となってしまう。

これは、ものすごくもったいない。

せっかく自分のことを伝えられる場所なのだから、

「自分は何をしている人なのか」

「誰の役に立てるのか」

「関わるとどのようなメリットがあるのか」

を、簡潔に書いたほうがいい。

これも結局、今回のテーマにつながっています。

「自分は分かっているから、相手も分かるだろう」

ではなく、

「相手には何が見えているんだろう?」

と考える。

伝えるというのは、そういうことなのだと思います。

家事代行養成塾も、ここからが本番

そして、もちろん今回の一番大きなニュース。

家事代行養成塾が、ついにスタート!!

これまで、

「準備しています」

「もうすぐ始まります」

と言ってきました。

でも、もう違います。

「いつでも受付中です!」

と言える。

これは、なこちゃんにとっても大きな一歩だったようです。

これまで現場で積み重ねてきた経験を、これから家事代行を仕事にしたい人へ渡していく。

そのための場所が、ようやく完成しました。

しかも、これは一度募集して終わりではありません。

随時受講できる形で、これから積み上げていく。

ここから受講生が入り、話を聞き、また内容が磨かれていく。

そうやって、養成塾そのものも育っていくのだと思います。

「言ってしまえば、後から出てくる」

今回、もう一つ印象に残ったのが、

「やりたいことは、まず言ってしまったほうがいい」

という話でした。

家事代行養成塾をやりたい。

講演をやりたい。

全国で話をしたい。

YouTubeをやりたい。

そうやって口にすると、

最初は「そんなことできるの?」と思うことでも、

あとから人とのつながりや機会が出てくることがあります。

今回も、

「行政に声を届けたい」

という思いから、地域での新しいつながりが生まれています。

最初から全部の道筋が見えていたわけではありません。

でも、やりたいことを口にした。

動いた。

人に会った。

すると、次の話が出てくる。

これは、今回の第16回を通して何度も出てきたテーマでした。

10年後のことを考える

もう一つ、今回のライブでは「10年後」という話も出てきました。

今は元気に仕事ができる。

今は困っていない。

でも、10年後も同じように体が動くとは限らない。

これは、現場仕事をしているなこちゃんにとっても、

ITやWebを中心に仕事をしているぼくにとっても、無視できない話です。

今できるから、ずっとできるとは限らない。

だからこそ、

「今のうちに次の仕事を作っておく」

「経験を誰かに渡せる形にしておく」

「自分が動かなくても積み上がるものを作っておく」

ということが大切になってくる。

家事代行養成塾は、まさにその一つなのだと思います。

なこちゃんが現場に出続けなくても、

これまでの12年間、約3,000件の経験を次の人へ渡していける。

それは、なこちゃん自身の未来にもつながるし、

これから家事代行を仕事にしたい人にとっても、新しい入口になります。

第16回を終えて

今回も気がつけば1時間を超えました。

「今日はそんなに具体的な話をしてないよね」

と言いながら、実際にはかなり大切な話をしていました(笑)。

家事代行の利用者は誰なのか。

自分たちが勝手に作ったターゲット像と、実際のお客様は一致しているのか。

専門用語を知っていることと、人に伝えることは同じではない。

詳しい人ほど、「分からない人がいる」ということを忘れない。

そして、

「説明はいいから、やれるようにしてくれ」

という人も、ちゃんといる。

これは家事代行でも、ITでも、Webでも、きっと同じです。

自分が当たり前に知っていることを、相手も知っているとは限らない。

だからこそ、

「この人には、何が見えているんだろう?」

と考えてみる。

そこから、本当の意味での「伝える」が始まるのかもしれません。

そして今回、家事代行養成塾が正式にスタートしました。

ここからまた、新しい人との出会いが始まります。

どんな人がやってくるのか。

どんな話が生まれるのか。

そして、なこちゃんが次にどんなことを言い出すのか(笑)。

第16回は、そんな「次のステージの入口」のようなライブだったのではないでしょうか。

ジャンボ編集室より

第16回。

ついに、家事代行養成塾がスタート!

これは、このYouTubeライブシリーズにとっても一つの大きな節目だと思います。

これまでのライブでは、

「養成塾をやります」

「こんなことをやろうと思っています」

という話をずっとしてきました。

でも、今回からは違います。

「やります」ではなく、「やっています」。

この違いは大きい。

そして、今回改めて感じたのが、「リリースすることの意味」でした。

頭の中で考えているだけなら、自分の中では全部分かっています。

でも、世の中に出した瞬間、

「これって、初めて見る人にはどう見えるんだろう?」

という現実がやってくる。

今回、

「家事代行を利用している人って、実は若いんだ」

と改めて気づいたのも、外へ出て、人と話したから。

そして、

「ペルソナって言われても分からない」

「BtoBって何?」

という経験も、まさに同じ。

これは、彼女が「分かっていない」という話ではありません。

むしろ逆です。

「分からない人の目線」を持っている。

これって、実はものすごく強いことなんじゃないかと思います。

ぼくはITの仕事をしているので、

どうしても「それくらい分かるでしょ」と思ってしまう瞬間があります。

でも、以前から言われてきた、

「説明はいいから、やれるようにしてくれ」

という言葉を思い出すと、ハッとします。

お客様が欲しいのは、知識でも仕組みでもなく、

「それができるようになった状態」

なのかもしれない。

逆に、知識そのものが欲しい人もいる。

だから、結局は相手を見るしかない。

「この人は何を求めているんだろう?」

ここなんですよね。

家事代行も同じです。

お客様が欲しいのは「掃除」だけではない。

料理だけでもない。

洗濯だけでもない。

もしかしたら、

「帰ったら家が整っている安心感」

「子どもと一緒にご飯を食べられる時間」

「もう今日は何もしなくていい、という解放感」

なのかもしれない。

だから、家事代行を提供する側が「掃除できます」「料理できます」と言うだけではなく、

「その先に何が生まれるのか」

まで伝えられると、もっと価値が伝わる。

今回のライブを聞いていて、家事代行養成塾で伝えたいことも、そこにつながっているように感じました。

ただ家事をする人を増やすのではなく、

「人の生活を支える仕事」

として家事代行を伝えていく。

そして、その仕事を必要としている人が、実際には若い世代にもたくさんいることを伝えていく。

第16回。

家事代行養成塾がスタートした回でありながら、

「伝えるって、相手の目線まで降りることなんだな」

ということを、改めて考えさせられる回でした。

さて次回、

第17回も、また何かが起こるでしょう(笑)。

これからも、ぼくらのライブを、一緒に見届けていただければうれしいです。

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